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パロディとして演出をモノマネされちゃうのは、登場順に、クエンティン・タランティーノ監督、デビッド・リンチ監督、ウェス・アンダーソン監督、ジャン=リュック・ゴダール監督、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の計5人です…!! → 








アメリカでは今日となる2月7日(日)に行われる、インディアナポリス・コルツとニューオーリンズ・セインツが、NFLプロフットボールの頂点を争う全米熱狂のスポーツの大イベント、スーパーボウルを、もしも、あの有名映画監督たちが映画化したなら…?!というコンセプトで、Slate V  が製作した、パロディの演出モノマネ・ビデオです…!!
まず、その演出のタッチをパクられてしまったクエンティン・タランティーノ監督版の「スーパーボウル」は、途中でアニメに切り替わることや、日本刀の刃がぶつかりあう音からして、述べるまでもなく「キル・ビル」(2003年)のパロディ…!!、続く、デビッド・リンチ監督のパートは、音の使い方が特徴的な同監督らしい、何を作ってもカルト映画になってしまう個性をうまく真似ていますね。
3番めに登場するのは、初めて全編フルのアニメ映画に取り組んだストップモーション作品「ファンタスティック・ミスター・フォックス」(2009)が、次回の第82回アカデミー賞の最優秀作曲賞と最優秀長編アニメーション映画賞にノミネートされたウェス・アンダーソン監督による「スーパーボウル」ですが、同監督の傑作「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」(2001年)を思い出さずにはいられない出だしです。
そして、4番めは、フランスのジャン・リュック・ゴダール監督の演出パロディですが、同監督がヌーヴェルヴァーグの旗手として、映画に革命を起こした1950年代から1960年代当時の雰囲気を再現した白黒映画となっていて、あの大スターのカーク・ダグラスがゲスト出演しています…!!
最後は…、ニック・ケイジを主演にリメイクした「バッド・ルーテナント/ポート・オブ・コール・ニューオーリンズ」(2009年)が、そのダサい題名は不評ながら、内容は意外にも絶賛されたドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督が作ったとおぼしき「スーパーボウル」です。あたかも天の神が下界を見下ろし、嘆いているかのような重い独白のナレーションとスローモーションを多用した、同監督らしい“天の目”を感じさせるドキュメンタリー・タッチとなっています。
さて、みなさんは、どの監督の演出をモノマネしたパートがよくデキていて、おもしろかったですか?!、感想をコメントに残してください。


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