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この美女ふたりと共演する主役は、リース・ウィザースプーンと別れたペルシャの王子さまです…ッ!! → 







このファンタスティックなSF映画をどうして、次回アカデミー賞の候補になるようプロモーションしないのか?!、配給のソニー・ピクチャーズはアホじゃないか?!と、「トイ・ストーリー3」(今夏日米公開/特典付き前売り券発売中)のリー・アンクリッチ監督も憤りを表明した、デヴィッド・ボウイの息子のダンカン・ゾウイー・ヘイウッド・ジョーンズ・ボウイ監督のデビュー作「ムーン」の冒頭7分半の動画です。
余裕でオスカーの最優秀主演男優賞が獲れるレベルの演技力と絶賛されているサム・ロックウェル(「ジェシー・ジェームズの暗殺」2007年)が、月面で資源採掘の仕事に3年間もたった一人で従事し、いよいよ家族の待つ地球に帰れる2週間前となった、ある日、謎めいた“もうひとりの自分”と対面することになります…。
サム・ロックウェルの主人公サム・ベルの月での唯一の話し相手となるロボットの声は、「独り、待っている」(2004年)の伍仕賢(デイヤン・エン)監督の新作の中国映画のブラックコメディ「インセパラブル」に出演することになったケヴィン・スペイシーです。ソニーは、本作をオスカーの賞レースにプロモーションするのに、アカデミー会員に映画を観てもらうため、DVDを配布することが海賊版被害につながるのを恐れているようですが、まぁ、低予算のインディーズ映画のSFカルトで、どうせマニアしか観ない映画だし、あまりお金をかけたくない…ということですね…。



で、父ちゃんのデヴィッド・ボウイがつけた本名は長すぎるので、ふだんはダンカン・ジョーンズと名乗っている新進気鋭の同監督の注目される最新作のSFスリラー「ソース・コード」に、ジョージ・クルーニーの相手役をつとめた「アップ・イン・ジ・エアー」(3月20日公開)が次回アカデミー賞最優秀作品賞受賞の可能性が高いヴェラ・ファーミガと、愛らしいルックスとハスキーな声のミスマッチが魅力的な「近距離恋愛」(2008年)のミシェル・モナハンが登場することになりました。
ディズニーのエキゾチック・アドベンチャー超大作「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」が、ついに5月(日本は28日)に全世界で封切られるジェイク・ジレンホールが主演する「ソース・コード」は、ニュージャージーに向かう列車を爆破したテロの犯人を捕まえるため、ジェイク・ジレンホールの主人公コルター・スティーヴンス大尉が、ある装置を使って、時空を超え、実際にはもう爆破されて木っ端微塵の列車がまだ走っている過去にさかのぼり、乗客のひとりの意識に入り込んで、捜査を行いますが、爆破を食い止めることができず、何度も何度も大爆発で死ぬことになってしまう…ッ!!といったSFサスペンスの物語です。
「ディパーテッド」(2006年)でも存在感を発揮したヴェラ・ファーミガが演じるのは、“現在”からコルター大尉をコントロールする軍の女士官で、ミシェル・モナハンは大爆破列車の中でジェイク・ジレンホールが出会い、恋に落ちる乗客とのことです。つまらない「イーグル・アイ」(2008年)ではなく、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(2007年)のようなミシェル・モナハンが観られるといいですね。
テリー・ギリアム監督の「12モンキーズ」(1995年)に例えられている、この「ソース・コード」のシナリオを執筆したのは、「スピーシーズ3」(2004年)&「4」(2007年)といったDVDスルー映画のマイナーなライター、ベン・リプリーで、そのオリジナル脚本を、クリス・クーパーが実在のFBI捜査官を演じ、主役のライアン・フィリップが胸に迫る、素晴らしい印象を残した傑作「アメリカを売った男」(2007年)のビリー・レイ監督がリライトしました。ビリー・レイは、列車ではなく、上空の飛行機の中だけに舞台を限定した、ジョディ・フォスターのスリラー映画「フライトプラン」(2005年)のシナリオを書いた人なので、う~ん、そういうノリか…?!と、作品の雰囲気がちょっと予想できる感じもしますが、父ちゃんの七光りとは無縁に自分自身でキャリアを築き上げてきた、才能あふれるダンカン・ジョーンズ監督がどう演出するのか?!、そのセンスと腕前が期待される作品ですね。
ジェイク・ジレンホールが主演するダンカン・ジョーンズ監督最新作のSFスリラー「ソース・コード」は、「トワイライト」バブルがブクブクのサミット・エンタテインメントの配給により、北米では来年2011年中に公開される予定です。

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