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偶然にも、昨日、ネタをふっておいた「ターミネーター」シリーズの将来についてのお話です…!! → 





チンコがデカいだけが取り得のマックG監督がメガホンをとった昨2009年の沈没映画「ターミネーター4/サルベーション」の大失敗により、早くも倒産するハメになってしまった、2007年に設立されたばかりのハルシオン・カンパニーが、「ターミネーター」シリーズの権利を他社に売却することになった…ッ!!というニュースを、昨年9月にお届けしました。
その続報として、映画ジャーナリストのニッキ・フィンケ女史がスクープで伝えたところによれば、先週末に全米で近未来SFホラーのヴァンパイア映画「デイブレーカーズ」を封切った、残酷ポルノ「SAW」シリーズで知られるライオンズゲートが、Stalking-Horse Bid = あて馬入札により、まず優先的に「ターミネーター」買い取りの入札金額を提示することになったそうです。
デレク・アンダーソンとビクター・クビチェクが立ち上げたハルシオンは、「T2」(1991年)を製作した旧カロルコ=現C2ピクチャーズのマリオ・カサールとアンドリュー・G・ヴァイナから、「ターミネーター」シリーズの権利を約2,500万ドルで買収するにあたっての資金を借り受けたヘッジファンドのパシフィコーとの貸付け金額の解釈をめぐるトラブルにより、昨2009年8月19日に合衆国連邦倒産法第11章の倒産処理手続きを申請せざるを得なくなり、同社の救済(それとも清算?!)に乗り出したFTIキャピタル・アドバイザーズに委託して、同社が持つ唯一の優良資産である「ターミネーター」の権利を売却することになりました。
FTIキャピタル・アドバイザーズは、「ターミネーター」シリーズの権利の資産価値を約6,000万ドルと見積もっていましたが、メジャー・スタジオではないライオンズゲートが、果たして、どのような買い取りの条件を提示するのか?!に関心が集まっています。
Stalking-Horse Bid = あて馬入札は、売り手側があらかじめ水面下で買い手候補に打診し、そのうち最も高い金額を提示した買い手の条件を公示することで、いきなりの競争入札が低水準の金額で争われるのを回避したり、あて馬の買い手をさらに上回る高い金額を他社から引き出そうとする、いわば売り値の吊り上げ行為です。よって、必ずしもライオンズゲートが「ターミネーター」の権利を買い取ると決まったわけではないので、北米以外で「ターミネーター4/サルベーション」を配給し、「ターミネター」シリーズの新しいオーナーになると予想されていたソニー・ピクチャーズの今後の出方も注目ですね。
以上のような状況により、クリスチャン・ベールが主演する「ターミネーター」シリーズはひとまず完全に終わっているので、相変わらず、映画ファンを低脳だとバカにしてるようなマックG監督の「T5」だの、「T6」だの、寝言をまともに聞いてはいけません。
そうした「T5」、「T6」を続行するのか?!、それとも「スパイダーマン」のように、イチから全部やり直すのか?!、新しいオーナーが決めるのですから…ッ!!

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