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ぼくが今さっき、“映画情報”でググッてみたら、1ページ目の5番めだった、このイカレた映画ブログが、トップだったら笑えるのに…ッ!!と思ってくれる方は、右 → のサイドバーの“Chip in CIA”の購読ボタンから、安全・安心・カンタン決済の PayPal にアクセスしてください。購読カンパは1日=10円の設定です…!!
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★昨2009年12月18日の初公開以来、約1ヵ月にわたって、他をよせつけない圧倒的な強さを誇ってきた「アバター」が、1999年公開のM・ナイト・シャマラン監督の出世作「シックス・センス」以来となる5週連続第1位の記録がかかった週末でようやく、新作の「ブック・オブ・イーライ」とデッドヒートで競り合ったものの、結果は先のランキングでご覧のように、また「アバター」の余裕の勝利となり、トータルの興行成績を約4億9,176万ドルとして、アメリカでは明日となる1月第3月曜日のマーチン・ルーサー・キング・Jr・デーの祝日が終わる頃には、まちがいなく5億ドルの高峰にたどり着く史上3本めの映画となることが決定的となりました。
なお、5億ドルの登頂に、ジェームズ・キャメロン監督自身の映画史上最大ヒット作「タイタニック」(1997年)は98日間を要し、おととし2008年の歴史的大ヒット作「バットマン/ダークナイト」は45日間かかりましたが、「アバター」が予定通りに、これからの24時間以内に5億ドル超えを達成するとしたなら、その所要日数はわずか32日間…というスピード記録の更新も同時に果たすことになります…ッ!!
★ワーナー・ブラザースが封切った近未来アポカリプス・ウエスタンのアクション映画「ブック・オブ・イーライ」(邦題「ザ・ウォーカー」??)は、映画の格付けサイト RottenTomatoes での支持率が45%と、どっちつかずの評価が口コミでの動員を誘えず、期待されていた「アバター」の追い落としを果たせませんでしたが、オープニング成績=約3,161万ドルというのは、デンゼル・ワシントンにとっては、ラッセル・クロウとダブル主演したリドリー・スコット監督作品「アメリカン・ギャングスター」(2007年11月公開/3,054館)に次ぐ、2番めの好記録であり、また、マーチン・ルーサー・キング・Jr・デーの祝日をからめたロング・ウイークエンドに公開された映画としては、第1位「クローバーフィールド」(2008年1月18日公開)=約4,005万ドル、第2位「ポール・ブラート/モール☆コップ」(2009年1月16日公開)=約3,183万ドルに次ぐ、史上第3位のオープニング・ヒットとなっています…!!
そうした過去のデータと比較すれば、初登場第2位に甘んじたとは言え、「ブック・オブ・イーライ」の出足はけして悪くなく、少し高めの製作費=約8,000万ドルを、今後のワールドワイドのマーケットでの稼ぎも含めれば、最終的には充分、回収できる予兆を示したと評価されそうです。ま、デンゼル・ワシントンはキッチリ、仕事をしてくれた…ッ!!といったところでしょうか!!
↑ 現代では史上最高のベストセラーとして、世界中のどこにでもあるけれど、2043年の近未来ではデンゼル・ワシントンが持つ1冊だけになってしまった“聖なる書”を狙うのは、いつもの絶好調な悪役ぶりを発揮のゲイリー・オールドマン!!
↓ ストーリーの展開上、特に出てくる必要もなかったのでは…?!と、不要なキャラクターのように言われているミラ・クニスの戦うヒロイン、ソアラですが、「サラ・マーシャルを忘れたくて…」(2008年)の“男にとっての最高の女性”ミラ・クニスが出てこなくていいわけがありません…ッ!!
そんな最高の女ミラ・クニスの母ちゃんが「フラッシュダンス」(1983年)のジェニファー・ビールスというのも、映画好きにたまらない、いいキャスティングですね!!
★先週末の金曜日(15日)にサンセット大通りのハリウッド・パラジウムで行われた放送映画批評家協会賞の授賞式で、主演の天才少女シアーシャ・ローナンちゃんがベスト・ヤング・アクター/アクトレスに選ばれた、ピーター・ジャクソン監督のスピリチュアル・ファンタジーのスリラー映画「ラブリーボーン」は、昨2009年12月11日にロサンゼルスとニューヨークの計3館で限定公開された後、25日のクリスマスから全米で封切られる予定でしたが、期待ハズレの内容に対する不評を重く受け止めた製作・配給のパラマウント映画が慎重な対応で、その全米公開を見送り、地方でのテスト試写を重ねた末、この映画を最も支持してくれる観客層が14歳から21歳の女性たちであることが、ロサンゼルス・タイムズの取材でわかりました…!!
↑ 放送映画批評家協会賞のインタビューで、ピーター・ジャクソン監督のマイクを
持ってあげる、かわいいシアーシャ・ローナンちゃん!!
そもそもの対象であった大人の観客からは、内容がベストセラーの原作どおりでない…、理解しづらくて、ついていけない…と言われる本作を、理屈ではなく感性でキャッチすることができる、そうしたシアーシャ・ローナンちゃんの主人公スージーに近い世代の女子に矛先をしぼり、パラマウント映画が宣伝プロモーションをイチからやり直してきた結果が、この週末に一気に2,560館を増やした全米デビューで約4万4,129%アップという、笑ってしまうような倍率の収入増を達成し、約1,706万ドルの拡大公開オープニング成績を記録して、トップ3の第3位にランクインを果たし、どうにか格好をつけることができました。しかしながら、そうした宣伝のやり直しも含めて、製作費の総額が約1億5,000万ドルにものぼっている本作が黒字になれる見込みが薄いのは、残念ながら、誰が見ても明らかでしょう…。この全米公開から、ティーンの女子の間に口コミがひろがって、「トワイライト・サーガ」のような女の子たちの必見映画に成長できればいいんですけれど…。
ところで、シアーシャ・ローナンちゃんは、本作の出演前に、アリス・シーボルトのベストセラーの原作を読まなかったそうです。その理由は、“私のような15歳の女の子には読むのが辛い本だと聞いたから…”だそうで、映画の完成後に初めて原作を読んだら、確かに辛い内容が書かれていたけれど、とても美しい物語で、ピーター・ジャクソン監督がそれを見事に映画化したのがわかった…そうです。
やっぱり、「ラブリーボーン」は、ラブリーなティーンの女の子にお薦めのようです。
★ジャッキー・チェン主演のガキ映画「スパイ・ネクスト・ドア」は、手堅くロング・ウイークエンドのファミリー層を狙ったのにもかかわらず、結局、上位ランキングにも入れず、初登場で第6位…。オープニング成績が1,000万ドルにも届きませんでした…。
1館あたりのブレイクダウンでは、約3,317ドルで、第4位の「アルビン/まだ歌うんか?!、シマリス3兄弟」の平均売り上げ=約3,489ドルにも負けているので、ご家族のお客さまはジャッキー・チェンのカンフー・アクションよりもシマリスのヒット・パレードを選んでしまったようです。
先週の第2位から第5位に転落してしまったロバート・ダウニー・Jrの「シャーロック・ホームズ」と、「アルビン/いつまで歌うねん?!、シマリス3兄弟」の順位が入れ替わってしまったのも、CGアニメと実写のハイブリッド映画の方が家族連れを取り込めるからですね。
★プリンセス・エイミー・アダムスがつまずいた失敗作のロマンチック・コメディ「リープ・イヤー(うるう年)」は、先週の初登場第6位から、約37%の売上げを落として、第8位に転落しましたが、同日に封切られた他の2本とは異なり、何とか、BEST10圏内に踏みとどまることができました…。
★前述の放送映画批評家協会賞で、「ジュリーとジュリア」(2009年)のメリル・ストリープと最優秀主演女優賞を分けあい、ダブル・ウイナーの2人同時受賞を果たしたサンドラ・ブロックは、そのとどまることを知らない勢いのまま、メリル・ストリープの唇に熱い女性同士のキスを交わしてしまいました…ッ!!(↓)
女優が主役の映画として、史上最大ヒットの記録を更新し続けている女王サンドラ・ブロックの「ザ・ブラインド・サイド」は9週連続のチャートインで第9位…!!
ちなみに同じ9週めの「トワイライト・サーガ/ニュームーン」は今週第16位です。
快進撃すぎるサンドラ・ブロックもある意味、「アバター」ですね…ッ!!
★プリセス・エイミー・アダムスのようには踏ん張れず、2週めで早くもBEST10から脱落してしまった、イーサン・ホーク主演の近未来ヴァンパイア社会の食糧危機を描いたSFホラー「デイブレーカーズ」は、本作が2007年からオクラ入りになってしまった原因とも言える、その開き直った結末に、やっぱり、B級映画大好きのジャンル映画オタクしか狂喜することはなく、約67%もの急激な数字の地すべりで、第4位から一気に第11位に転落…。
マイケル・セラの青春コメディ「ユース・イン・リボルト」は高評価ですが、大きく約60%のダウンで、先週の初登場第9位から第12位にまで下がってしまいました…。
で、下 ↓ はもう映画が公開されたどころか、消えようとしてるのに、追い討ちでリリースされた「デイブレーカーズ」の新しいポスター!!、ファッションモデルのように美しいヴァンパイアの女性がボトル入りのB型+の血液をチューチューしようとしています。映画のポスターとしてではなく、空間にクールな雰囲気をもたらしてくれるモダンアートのポスターとして、部屋の壁に飾りたい感じですね…!!
★さて、今週末は、なぜか?!、背中に羽の生えた人たちの映画ばかりが登場…ッ!!、まず1本めは、難病のポンペ病(糖原病II型)を患った自分たちの子どもを救うため、重役の仕事と私財を投げ打って、製薬会社を立ち上げ、新薬の開発に取り組んだ、天使の心を持つジョンとアイリーンのクロウリー夫婦の感動的な奇跡の実話を映画化した「エクストラオーディナリー・メジャーズ」を、テレビ局のCBSが公開!!、夫のジョンは「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザー、新薬の研究に没頭する医師は、ハリソン・フォード。そして、妻のアイリーンは「ママが泣いた日」(2005年)、「奇跡のシンフォニー」(2007年)のケリー・ラッセルなので、ママが泣いて、奇跡が起きるのは当然…?!
羽の生えた人映画の2本めは、ドウェイン“ザ・ロック”ジョンソンのホッケー選手が“歯の妖精”になってしまうという、あまりのくだらなさに予告編を観る時間すら無駄に感じられる、ウォルデン・メディアと20世紀FOXのガキ映画「トゥース・フェアリー」、そして、羽の生えた人映画の3本めは、「ダ・ヴィンチ・コード」(2006年)で、自分に体罰を与えただけでは気がすまず、「リリィ、はちみつ色の秘密」(2008年)では、ダコタ・ファニングに体罰を与えていたストイックなポール・ベタニーの笑わない大天使ミカエルが、人類に対する神の怒りのハルマゲドンを食い止め、キリストを復活させようと戦う、ソニー/スクリーン・ジェムズのダークファンタジーのホラー・アクション「レジオン」です…!!、それでは次回もお楽しみに…ッ!!
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