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レオナルド・ディカプリオ-大友克洋-アキラ

大友克洋の代表作のSFコミック「AKIRA/アキラ」を、レオナルド・ディカプリオがプロデューサーをつとめ、ワーナー・ブラザースが映画化するプロジェクトに、大きな前進があったようです…ッ!! 




昨2008年2月に第1報をお伝えした、世界各国でカリスマ的な人気を集めている大友克洋のSFコミック「AKIRA/アキラ」を、レオナルド・ディカプリオの製作プロダクション、アピアン・ウェイと、ワーナー・ブラザースがタッグを組んで、ハリウッドで本格的に実写映画化するプロジェクトは、監督に起用されていたアイルランド人のCMディレクター、ルアイリ・ロビンソンが降板(更迭?)したのを受け、今年2009年6月に、事実上の製作中止が報じられてしまいました…。
ルアイリ・ロビンソンがプロジェクトから去り、脚本を担当していたゲイリー・ウィッタが、「AKIRA/アキラ」の原作コミック全6巻のうち前半の3巻分を、1本の映画に取りまとめる収拾を見い出せなかったのは事実だったにせよ、ワーナー・ブラザースは、「AKIRA/アキラ」は「バットマン」シリーズと並ぶ同社の最優先企画であり、絶対に映画化を成し遂げることを明らかにして、製作中止報道を否定しました…。
しかし、とは言っても、その後、これといった動きが伝えられてこなかった「AKIRA/アキラ」だったのですが、映画サイト COLLIDER のスティーヴ・ワイントローブが独自に得た最新情報としてスクープしたところによれば、マーク・ファーガスとホーク・オストビーの脚本家コンビが、「AKIRA/アキラ」の新たなシナリオ・ライターとして起用され、すでに精力的に執筆を進めている…ッ!!とのことです。
マークとホークの脚本家コンビ…??とだけ言われても、それは誰なん?!という方が多いと思いますが、彼らはロバート・ダウニー・Jr主演のコミック・ヒーロー映画「アイアンマン」(2008年)のシナリオを担当し、大ヒットの成功に導いた人たちですよ…と言えば、ワーナー・ブラザースとディカプリオが、「AKIRA/アキラ」にかなり本腰を入れていることは察せられるのではないでしょうか…ッ?!、が、それよりも、マークとホークの脚本家コンビは、クライヴ・オーウェンが主演した、アルフォンソ・キュアロン監督のSF映画の大傑作「チルドレン・オブ・メン」(邦題「トゥモロー・ワールド」2006年)の脚本を執筆し、アカデミー賞最優秀脚色賞にノミネートされた人たちですよ…ッ!!と紹介した方が、「AKIRA/アキラ」にどれだけ光明が射したのか、まっとうな映画ファンの方はより実感できるはずですよね…ッ?!
現時点では、スティーヴ・ワイントローブの独占スクープだけで、後追いの確認取材がなされていないマークとホークの脚本家コンビの「AKIRA/アキラ」着手ですが、もし事実だった場合、ワーナー・ブラザースは興行的に大失敗した「ウォッチメン」(2009年)の例にめげず、ハリウッドを代表する真のメジャー・スタジオとして、すでに宣言しているように「バットマン」シリーズ級の超本格的なコミック映画に「AKIRA/アキラ」を仕上げようと狙っているのかもしれません…ッ!!
スティーヴ・ワイントローブによれば、ワーナー・ブラザースとディカプリオは、ハリウッド実写版「AKIRA/アキラ」の2010年中の製作を目指し、2011年に全米公開したい意向だそうです。ならば、じきに新監督の名前も浮上するはずなので、「AKIRA/アキラ」の続報を期待して待ちましょう…ッ!!




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