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アップ・イン・ジ・エアー-ポスター-トップ

先週末の終戦記念日(15日)に、ジョージ・クルーニーの最新作「実録・アメリカ超能力部隊」の写真をご覧いただきましたが、同映画がお披露目される来月9月開催のカナダ・トロント国際映画祭では、実はもう1本、このジョージ・クルーニー主演作が初公開される予定で、今年2009年のトロントはジョージー・クルーニー祭りとなる模様です!!




アップ・イン・ジ・エアー-ポスター

イギリスの映画メディア、エンパイアが独占初公開してくれたジョージー・クルーニー主演のドラメディの最新作「アップ・イン・ジ・エアー」のポスターです!!
ジョージ・クルーニーが企業の経営合理化のエキスパート…と言えば、聞こえはよいのですが、その実態はリストラ請け負いコンサルタントの首切り屋を演じている本作は、エレン・ペイジを主演に起用した青春コメディ「JUNO/ジュノ」(2007年)が全米で社会現象化の大ヒットになったジェイソン・ライトマン監督が、必見の名作「サム・サッカー」(2005年)の原作者として知られるウォルター・キルンが2001年に出版した同名小説を映画化した作品です。
飛行機による移動にこの上ない快適と充実を感じているジョージ・クルーニー演じるライアン・ビンガムは、空の旅が楽しめることから、全米各地の企業を訪問する旅から旅への出張生活をちっとも苦には思っておらず、退職するか、クビになるまでの間に、1,000万マイル(原作では100万マイル)のマイレージを貯めることを夢見ているという、ちょっと変わり者のビジネスマン。そんな彼が自分と同じようにひんぱんに出張で空の旅をくり返している理想の女性アレックスに出会い、目標の1,000万マイルにも後少しの目前となったところで、出張なしのオフィス勤務を命じられてしまうことに…。
赤いスーツケースに腰かけ、ジョージ・クルーニーの視線を集めているアレックスは、悲しい戦争寓話の「縞模様のパジャマの少年」が日本公開中のヴェラ・ファーミガですが、彼女は恐ろしい孤児の少女が登場する全米ヒットのホラー映画「エスター」(今秋日本公開)でも、お母ちゃんを演じていて、とにかく、アンタの子どもはいつもフツーじゃないッ!!とツッコミたくなる女優さんです…!!、そして、ジョージ・クルーニーの右側で背を向けているのは、離婚した父のジョージ・クルーニーとの間で問題を抱えてしまう娘ナタリーことアナ・ケンドリックのようです。
アナ・ケンドリックは、この「アップ・イン・ジ・エアー」撮影のために滞在していたミズーリ州のホテルのゴミ箱に、レギュラー・キャストとして連続出演しているヴァンパイア映画「トワイライト・サーガ」の第2章「ニュームーン」のシナリオを捨ててしまい、本人は否定したものの、まっとうな映画ファンから、ゴミ映画の脚本はゴミ箱行きで当然ッ!!、よくぞ捨てたッ!!と、妙にホメられていましたね…ッ!!
また、「JUNO/ジュノ」で年甲斐もなくエレン・ペイジに惚れていたジェイソン・ベイトマンも再び出演しているジェイソン・ライトマン監督の最新作「アップ・イン・ジ・エアー」はトロント国際映画祭でプレミア上映の後、パラマウント映画の配給により、アメリカではオスカー狙いの賞レースに出馬するため、12月に封切られる見込みです。「実録・アメリカ超能力部隊」と「アップ・イン・ジ・エアー」、どちらのジョージ・クルーニーがおもしろいか?!、ぜひ観比べてみたい対照的な2作品です…!!




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