上 ↑ は、uberpix.netに、誰かがアップしたジョージ・ルーカスの過去と現在を極めてコントラストに表現した写真です。1983年に「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」を作っていたジョージ・ルーカスは、銀河の彼方の冒険を描くのにとてもたくさんの模型や小道具を必要としていました。それが2005年に「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」を作る時に必要だったのは、ご覧のようにグリーンのスクリーンだけだった…。ということですね。つまり、この写真を組み合わせた人は、かつて、おもちゃ箱からあふれ出すようにスタジオ中に散らばっていた夢いっぱいの三次元の小道具や模型が、現代ではすべてパソコン上のCGで描かれる二次元だけの存在になってしまった…と、そのことであたかも映画が手作りの暖かみを失ってしまった…という虚しい感慨を、皮肉まじりに伝えようとしてるかのように察せられます…。
しかし、bengraphics さんがYouTubeにアップしてくれた、上 ↑ の映画の特撮100年間の歴史をコンパクトにまとめた動画を観ると…、映画は視覚技術の発展と共に、観客を常に未知の体験へと誘って来てくれたんだなぁ…という事実に、あらためて感銘を受けざるを得ません…。
思えば、大林宣彦監督は、「HOUSE ハウス」(1977年)や「ねらわれた学園」(1981年)といった作品で散々、光学的な合成のSFXを駆使しておきながら、「さびしんぼう」(1985年)では、古典的な“糸で吊るす…”といった手作りの特撮を採用しておられたように思います。
果たして、その映画で何を伝えたいのか…?!により、特撮の手法を使い分けられた…ということなのだと思いますが…、みなさんは最初のジョージ・ルーカスの写真と、上 ↑ の動画をご覧になられ、どのようにお感じになられたでしょう…?
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