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キック・アス-ポスター-トップ

来週の現地23日(木)から26日(日)にかけて行なわれるサンディエゴ・コミック・コンの初日に登場する「キック・アス」が、それに先がけ、同コミコン用のプロモーション・ポスターを披露しました…ッ!!、当日は、会場のイベントに訪れるマシュー・ヴォーン監督と、原作コミックの作画を担当しているジョン・ロミータ・Jr、それに出演者のクリストファー・ミンツ=プラッセらが、ポスターにサインをしてくれるそうです…ッ!!、あ、お呼びでないないのに?!、ニコラス・ケイジもやって来るそうです…ッ!!




キック・アス-ポスター

アンジェリーナ・ジョリーの殺し屋映画「ウォンテッド」(2008年)の原作者マーク・ミラーが自らの代表作の人気コミックを、ブラッド・ピットと共にプロデューサーをつとめ、映画化した最新作のヒーロー映画「キック・アス」のポスターです…ッ!!、と言っても、前述のように、これは ↑ コミコン用ポスターなので、コミック・ファン向けに、原作の作画を手がける人気コミック・アーティスト、ジョン・ロミータ・Jrの描きおろしとなっています。
母親を亡くした孤独といら立ちを胸に秘めていること以外は平凡な15年の少年デイヴが、金品を脅し取られたことから、世の中の理不尽な悪と闘うことを決意し、覆面ヒーロー、キック・アスに変身する本作で、アーロン・ジョンソン演じる主人公(↓)を助ける相棒の11歳の殺し屋ロリータ、ヒットガールの写真を、今年4月今月7月初めに紹介しましたが、それぞれの写真でヒットガールに扮したクロエ・モレッツは、ネクタイにチェックのスカートという学校の制服のような姿で、原作コミックのような少女ニンジャではありませんでした…。
この件について、多くのファンが疑問を持ち、ニンジャでないなら、つまらない…と思っていたのですが、MTVがそんなファンの代弁者として、監督のマシュー・ヴォーンに尋ねてくれたところによれば、これまでに公開した写真は、ヒットガールに変身する前の素のミンディ・マクリーディの時のクロエ・モレッツで、実際の映画では、上 ↑ のポスターのようなニンジャ姿で、日本刀を振り回し、悪い大人を次々と斬り殺してくれるそうですッ!!
そんな、まさにこれまでのコミック・ヒーロー映画では観られなかった過激キャラクターの殺し屋ロリータ、ヒットガールの殺戮場面を早く観たいものですが、さらにMTVの取材によれば、来週のコミコンで、映画の前半部分から抜粋した4つの場面と、約1分程度の後半のダイジェスト映像の上映を、マシュー・ヴォーン監督は予定してくれているそうですッ!!、そうしたコミコンで初公開の映像は、通常は映画の公開直前までネットにはリリースされませんが、この「キック・アス」はメジャー・スタジオの作品ではなく、インディーズの自主映画なので、営業宣伝のためにもネットでも披露してくれるかもしれません。少し期待しておきましょう…!!

キック・アス-アーロン・ジョンソン

また、本作のプロデューサーとしても名前を連ねているコミック・アーティストのジョン・ロミータ・Jrが明らかにしたところによれば、この「キック・アス」では回想シーンなど、映画の一部の場面が、クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」(2003年)のようにアニメで表現されているそうです。
そうした連想からか?!、映画サイトAICNのインタビューで、大成功だった本作のテスト試写について語ったマシュー・ヴォーン監督は、上映後のアンケートで映画の印象を“ティーンエイジ・タランティーノ”と記した観客がいたことを紹介しています。クエンティン・タランティーノ監督の作品のように、クールでバイオレンス…!!だということですね。

キック・アス-クリストファー・ミンツ=プラッセ

さて、上 ↑ 下 ↓ の写真で見られるのは、上 ↑ のポスターでは右端にいる、アメリカ映画の近年の最高傑作の1本「スーパーバッド」(2007)のマクロビンことクリストファー・ミンツ=プラッセが扮するレッドミストですが、このクリストファー・ミンツ=プラッセの役どころについて、当初、悪役…と紹介されていたのですが、実際はキック・アスの味方の相棒としてサポートする、言わば、「バットマン」におけるロビンのような存在…だとのことです。

キック・アス

最後に…、上 ↑ のポスターで左端にいる、気になる鉄仮面の大男ですが、こいつはニコラス・ケイジです…ッ!!、自分の幼い娘に殺しのテクニックを教え込み、殺し屋ニンジャのヒットガールに育てる元警官のトンデモ父ちゃんのビッグ・ダディを演じるニコラス・ケイジですが、う~ん…、ニック・ケイジがあのようなコスチュームを身につけて登場してくる様は、あまりピンとこないですね…。まぬけなズッコケ・キャラクターになっていなければいいのですが…ッ!!
ハリウッドのメジャー・スタジオ各社が、こんな映画作っても公開できないよ…と、製作を見送ってしまったキッズ・バイオレンス・ムービー「キック・アス」の公開は今のところ未定です。




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