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ディズニー--プリンセス・アンド・フロッグ-ポスター

なぜか?!CGアニメのように見せかけている意図がわからないポスターですが、ディズニー・クラシック伝統に則った美しい手描きアニメの最新作です!!予告編をご覧ください!!






昨2008年の夏に第1弾の予告編を紹介したディズニー・アニメの最新作「プリンセス・アンド・フロッグ」が、今週初めに新しい本格的な予告編をリリースしました。
2004年に公開した「ホーム・オン・ザ・レンジ/にぎやか農場を救え!」以来、ディズニーが約5年ぶりに発表する手描きアニメの本作は、予告編の冒頭にも登場している「リトル・マーメイド」(1989年)や「アラジン」(1992年)の監督をつとめたジョン・マスカーロン・クレメンツによるディズニーらしいお姫さまアニメです。

ディズニー--プリンセス・アンド・フロッグ-1

ディズニーは、この最新作について、昔話を元に監督コンビが書き上げたオリジナル脚本を映画化したものとしていますが、本作の当初のタイトルは「ザ・フロッグ・プリンセス」であったことからも、ディズニー関係者を除く世界中の人たちが、このアニメは、E.D. ベイカーの有名な同名の児童文学「ザ・フロッグ・プリンセス」が原作だと理解しています。そのE.D. ベイカーの著書を「カエルになったお姫様」という題名で翻訳を出版している角川書店の紹介によれば…、

お姫様のエマは沼で一匹のカエルに会った。自分は本当は王子で魔女の魔法にかけられたという。キスしてくれたら戻るんだ……そう信じてキスしたら、エマがカエルになっちゃった!魔女を探しに二人の冒険が始まった!

ディズニー--プリンセス・アンド・フロッグ-2

…とのことで、この「ザ・フロッグ・プリンセス」…ではなくて、「プリンセス・アンド・フロッグ」は、主人公の名前をティアナに変え、物語の時代を“ジャズ・エイジ”と言われる1920年代に置きかえて、フランス植民地時代の名残りの街並みが美しい南部ニューオーリンズの“フレンチ・クオーター”を背景に描いた作品ですね…ということになります。

ディズニー--プリンセス・アンド・フロッグ-3

ディズニー史上、初めてとなる黒人プリンセスのティアナの声を担当しているのは、ブロードウェイ・ミュージカル「キャロリン、オア・チェンジ」(Caroline, or Change)のパフォーマンスで、トニー賞の主演女優賞に輝き、映画では「ドリームガールズ」(2006年)に出演していたアニカ・ノニ・ローズです。
その他のキャラの声優をつとめているのは、テレンス・ハワードジョン・グッドマンオプラ・ウィンフリーといった大物たちです。

ディズニー--プリンセス・アンド・フロッグ-4

ディズニーの長編アニメとしては第49作めとなるらしい、この「プリンセス・アンド・フロッグ」は、11月25日からニューヨークとロサンゼルスで感謝祭先行公開の後、12月11日より全米各地で封切られます。CGアニメに慣れた目に、ひさしぶりの手描きアニメが懐かしくもあり、とても、きれいですね。音楽は、ニューオーリンズ出身のランディ・ニューマン(「トイストーリー」シリーズ)です。



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