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ターミネーター4-37

マックG監督は、やっぱり、しょせん、「チャーリーズ・エンジェルしか作れない奴だ…!!と、ボコボコに叩かれています…!!






アメリカでは今日となる20日(水)の深夜、日付けが21日(木)に変わり次第、封切られるシリーズ最新作「ターミネーター4/サルベーション」のレビューが出揃ってきたので、ザッと見たところ、残念ながら概ね酷評で、映画の格付けサイト RottenTomatoes ではトータルで38%の支持率しか得られていません…。
先に公開され、大絶賛で拍手喝采の95%の驚きの支持率(過去数年のアカデミー賞作品賞を獲った作品より高い評価)を誇る新生「スター・トレック」(今月29日公開)との比較で、「スター・トレック」のJ・J・エイブラムス監督がキャラクターを描くことに力点を置き、その結果、物語が人物に寄り添うように自然と流れ、映画の世界に没頭できた…のに対して、「T4」はクリスチャン・ベールのジョン・コナーと、サム・ワーシントンの謎の男マーカスという、2人の主人公を立ててしまったことで、プロットの焦点がボヤけ、登場人物のキャラクターがまったく描けていない…と指摘されています。そうした内容を盛りだくさんにしようとした無理が祟り、「T4」のストーリーは期待を持たせながらも穴だらけで、最終的にはどこにもたどり着かず、アクション場面の羅列を見せられただけ…という空疎な印象が残るサイテー映画として、“映画館には足を運ばず、DVDを待て!!”とまで警告している評論家のコメントも見受けられます。
こうした「T4」の失敗について、その原因としては、やはり、マックG監督の力量の無さが槍玉にあげられており、何かとマイケル・ベイ監督と張り合ってきたマックGだが、ともかく、マイケル・ベイ監督はそれなりの娯楽映画を作れるのに対し、マックGはマイケル・ベイのモノマネをしようとしただけで、同じレベルには達していない…と、コテンパンです。もちろん、反対に、サマームービーとして娯楽に徹した痛快作との好評もある訳ですが、「ターミネーター」シリーズのファンにとっては、その世界を充分に堪能できる新作とは言いがたいのかもしれません…。
で、上 ↑ 下 ↓ の動画は、MTVがリリースした「ターミネーター4/サルベーション」の新しいビデオ・クリップです。上 ↑ は、クリスチャン・ベールがスカイネットに侵入し、人間の姿をした新型ターミネーターT-800アーノルド・シュワルツェネッガーが開発されていることを知る場面です。下 ↓ は、予告編の中でマーカスが負傷し、彼がターミネーターであることが明らかになるシーンが紹介されていましたが、マーカスがなぜ?負傷したのか?!、その経緯となる前段の場面です。



次の「T5」もマックG監督が引き続きメガホンをとるのなら、ファンから反発が起きそうな「ターミネーター4/サルベーション」は、来月6月13日(土)から日本公開です。アメリカの評論家のレビューが正当か?!どうか?!、ご自身の目で判断してください。1週前の6日(土)、7日(日)には先行上映も行われます。



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