シルベスター・スタローンから、“新作の「エクスペンダブルス」で共演して、タフガイの同窓会をやろうぜ！！”と誘われたのを断ってしまったジャン＝クロード・ヴァン・ダムですが、ドルフ・ラングレンとはキッチリと同窓会をしています！！、でも、ドルフ・ラングレンはスタローンの誘いも快く受けています…！！

総合エンタメ・サイトのIGNが初公開した、ジャン＝クロード・ヴァン・ダムとドルフ・ラングレンが1992年のシリーズ第1作以来の共演を果たした最新作「ユニバーサル･ソルジャー3/ニュー・ビギニング」の写真です！！
本作については昨2008年11月にココで、ヴァン･ダムが製作者らに“ドルフ・ラングレンを出せッ！！”と要求していることを伝えましたが、ヴァン･ダムの訴えは受け入れられたようですね。また、ヴァン･ダムは「撮影はたったの10日間だけだ…」などと語り、本当に映画が作られるのか？！は怪しい感じでしたが、実際に撮影が10日間だったか？！はさておき、無事に映画は作られたようです。
第1作の「ユニバーサル･ソルジャー」はベトナム戦争で戦死したヴァン･ダムとドルフ・ラングレンが軍の秘密実験により、感情や記憶を持たない戦闘モンスターの無敵の兵士として蘇った…！！というSF映画で、ヴァン･ダム演じる主人公のリュックが人間性に目覚め、ドルフ･ラングレンと対決するストーリーでした。
この最新作では、ロシアからの独立をめぐる問題で国内が二分化し、最近まで紛争の内戦が約10年間も続いていたチェチェン共和国の武装過激派集団が、1986年に大事故を起こしたことで有名なチェルノブイリの原発を占拠し、国際社会が自分たちの要求を受け入れなければ、全世界に死の灰を降らせるぞ！！と脅迫するテロ事件が発生し、ユニバーサル･ソルジャーのヴァン･ダムが米軍と共に、チェルノブイリ奪還作戦を展開することになります。その作戦の最中、ヴァン･ダムは、クローンで復活し、再びユニバーサル･ソルジャーとなったドルフ･ラングレンと再会しますが、ドルフ･ラングレンンはフツーのユニバーサル･ソルジャーなので当然、記憶を持っておらず、ヴァン･ダムのことを覚えていません…。
そんな2人がチームを組んで、原発内に潜入するも、テロリストらに捕まってしまい、ドルフ･ラングレンはマインド･コントロールのチップを埋め込まれ、敵の兵士になってしまいます！！、そして再び、ユニバーサル･ソルジャー同士の両雄の死闘がくり返される…ッ！！ということですね。
ヴァン･ダムは、彼にとって、たったの1人の友人である、「タイム･コップ」(1994年)と「サドン・デス」(1995年)でコンビを組んだ、「ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど」(1979年)や、「アウトランド」(1981年)、「密殺集団」(1983年)などの名匠監督兼カメラマンのピーター･ハイアムズが、この低予算DVDスルー映画の撮影監督をつとめてくれると、やはり昨秋、話していましたが、実際にピーター･ハイアムズ監督ほどの人が、この「ユニバーサル･ソルジャー3/ニュー・ビギニング」のカメラマンをつとめてくれています。ただし、それには裏があったようで、本作の監督は、当初、予定されていた、「ザ･コマンダー」(2005年)、「ディテクティヴ」(2006年)など、近年のヴァン･ダム作品を手がけてきたコンビのサイモン･フェローズから、ピーター･ハイアムズ監督の息子のジョン･ハイアムズに代わっています。
まぁ、誰が監督しても同じような作品なのかもしれませんが、本作は実質的にはピーター・ハイアムズ監督作品とも言えそうな感じがあり、となれば、意外によく出来た映画になっているのかもしれません。
この「ユニバーサル･ソルジャー3/ニュー・ビギニング」の公開は現在のところ、映画館での封切りも、DVDの発売予定もすべて、今年2009年中というだけで、具体的な日にちは未定となっています。
共演者として、人気ゲーム「鉄拳」を映画化した「TEKKEN」(公開未定)で主人公の風間仁を演じているジョン･フーが出演しているようです。
「ストリートファイター」VS「鉄拳」の闘いが「ユニバーサル･ソルジャー3」では観られるということでしょうか？！



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