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オーファン-エスター-1

スーパー・プロデューサージョエル・シルバーロバート・ゼメキス監督がワーナー・ブラザース傘下で設立したジャンル映画のレーベルダークキャッスル・エンタテインメントと、レオナルド・ディカプリオプロダクションアピアン・ウェイ共同製作したチャイルド・ホラーの最新作です!!






流産がトラウマとなり悪夢に悩まされるようになった妻のケイトと、夫のジョンはそうした精神的ショックで家庭そのものが危機に瀕することを懸念し、罪の意識を贖い、うわべだけでも関心をよそにそらして平静を取り戻すため養子を迎えることにした。そして、孤児院でエスターという利発そうな9歳の女の子に出会った夫婦は、すっかりエスターを気に入り、彼女を引き取ることに決めたが、エスターには誰も知らない恐ろしい過去があり、夫婦がそれに気づいた時にはもう手遅れだった…ッ!!…という、「オーメン」シリーズに代表されるような無垢な天使に見える子どもが実は…ッ!!というチャイルド・ホラーの最新作「オーファン/みなしご少女エスターの戦慄」の予告編です。「オーファン」(Orphan)=“孤児”は原題ですが、副題の“みなしご少女エスターの戦慄”は悪ふざけでボクが勝手につけているので、そういう邦題ではありません。
この手のチャイルド・ホラーの子どもたちを恐ろしい悪魔のようにとらえる感覚は今ひとつ理解できないのですが、そうした不条理さがつまりは、このジャンルの怖さの原動力だということですね。
怖いみなしごのエスターを怪演した1997年生まれの11歳イザベル・フールマンは、ダコタ・ファニングのレイプ・シーンが大げさに取り沙汰され、まともに公開できなくなってしまった「ハウンド・ドッグ」(2007年)で共演してた女の子です。
パパのジョンを演じてるのは、アレ?!、この人、よく見かける顔だよね?!と言われがちな、あまり名前を覚えてもらえない脇役タイプのピーター・サースガード。「ボーイズ・ドント・クライ」(1999年)や、「ニュースの天才」(2003年)、「フライトプラン」(2005年)などに出演していました。ママのケイトのヴェラ・ファーミガは、「ディパーテッド」(2006年)でマット・デイモンと交際しながら、レオナルド・ディカプリオを診察する精神科医を演じ、ふたりの主人公をつなぐ重要な役割を果たして印象を残した人でした。だから、レオのプロダクションが作る映画に出てるのかッ!!という感じですが、彼女は「ジョシュア/悪を呼ぶ少年」(2007年)でも恐ろしい子どもジョシュアのママだったので、おいおい、あんたの子どもはどんだけ異常なんだよ?!と、ホラー映画ファンの方はきっとツッコんでいますね。
監督は、「GOAL!2」(2007年)のジャウム・コレット=セラで、何だかミスマッチような感じですが、この人はそもそも「蝋人形の館」(2005年)というホラー映画で出発した人なので原点に戻ってきたような感じです。
この「オーファン/みなしご少女エスターの戦慄」はワーナー・ブラザース配給で
7月24日から全米公開です。日本公開時には、もしかして、見出しのように強引に“レオナルド・ディカプリオ提供!!”とか宣伝されるんでしょうか?!

オーファン-エスター-2



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