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パク・チャヌク-サースト-1

スピルバーグ監督とウィル・スミスリメイクを企画している大傑作オールド・ボーイ」 (2003年)のほか、さらに大傑作の「親切なクムジャさん」(2005年)までハリウッドでのリメイク企画進行中韓国復讐映画のマエストロパク・チャヌク監督が、韓国も不景気なせいか?!ハリウッドユニバーサル映画から出資を得て製作した最新作ヴァンパイア映画サースト(Thirst)」が予告編を初公開したので、ご覧ください!!






殺人の追憶」(2003年)や、「グエムル-漢江の怪物-」(2006年)など韓国映画を代表するスター、ソン・ガンホが吸血鬼役に挑んだ、この「サースト」の物語は…、

パク・チャヌク-サースト-ポスターソン・ガンホが演じる献身的な牧師のサンヒョンは神に身を捧げた者の使命として、死にいたる恐ろしい不治の伝染病F.I.V.ウィルスの試験薬の実験台に志願しますが、薬が効かず危篤に陥ることに…。
ところが、サンヒョンはなぜか驚異の回復を果たし、死の淵から蘇ると、彼の奇跡を聞きつけた大勢の人々が、自分たちの病気も治してもらおうとサンヒョンの教会に詰めかけてきます。そんな信者らの中に、幼なじみのカンウの姿を発見したサンヒョンは友情を復活させますが、実はサンヒョンはカンウの美しい妻テチュにひとめ惚れしていたのでした。そんな自分の牧師ならぬ、よこしまな欲望に苦悩したサンヒョンは突然、咳き込むと吐血して、死んでしまいます…。が、次の日、何事もなかったかのように目覚めたサンヒョンはヴァンパイアに生まれ変わっていた…ッ!!、吸血鬼の欲望に身をまかせ、人妻テチュと淫らな関係を持ったサンヒョンは、ふたりで駆け落ちしようと切り出しますが、テチュは代わりに夫を殺してくれとサンヒョンに頼み…。

パク・チャヌク監督によれば、本作は最初は吸血鬼映画らしい「ザ・バット(こうもり)」という題名だったそうですが、単にホラー映画のジャンルの枠の中にとどまっていない不道徳な三角関係のラブストーリーでもある内容にあわせ、「サースト(Thirst)」に変更したそうです。タイトルの“Thirst”には、吸血鬼であるソン・ガンホが血を求める“渇き”の意味の他に、色恋の“欲望”という別の意味が重ねられているようですね。このパク・チャヌク監督の最新作のヴァンパイア映画「サースト」は来月4月に韓国で公開の後、ユニバーサル映画傘下のフォーカス・フィーチャーズの配給により、アメリカでの公開が決まっています。

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ハリウッド進出が期待されつつ実現していないアジアの才能の代表であるパク・チャヌク監督にとっては、ハリウッド資本の韓国映画「サースト」でまずは小手調べのアメリカ上陸といった感じですね。「親切なクムジャさん」のリメイクには、アカデミー賞8冠「スラムドッグ$ミリオネア」(4月18日公開)のダニー・ボイル監督の名前などもあがっていましたが、以前、伝えられた、パク・チャヌク監督自身によるセルフ・リメイクで、シャーリーズ・セロンが主演というプランは悪くないと思います。日本ではとっくにブームの去った韓国映画ですが、「サースト」は劇場公開されるといいですね!!、なお、やはり、韓国のトップ・スター、チョン・ジヒョンが主演したヴァンパイア映画「ラスト・ブラッド」は5月29日(金)、日本公開です!!

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