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ご覧の「バットマン V スーパーマン: ドーン・オブ・ジャスティス」が、デトロイトで行ったロケの様子の写真を、Twitter にアップしてくれたティム・レインマンさんが、わざわざ矢印で示してくれたように、本来はアルファベットの “ S ” にしか見えない “ 希望 ” を意味するシンボルがあるべき場所に、スワスティカ=鉤十字が描かれ、スーパーマンがナチのように扱われているばかりか、横断幕には “ スーパーデス ” と、不吉なスローガンがアピールされています!!





これまでにも折りふれ、ザック・スナイダー監督のスーパーマン・ビギンズ「マン・オブ・スティール」(2013年)が、熱心なスーパーマンのファンの方々から、史上最悪のスーパーマン映画のワースト №1 !!と毛嫌いされていることを、チラと言及してきました。その理由はとにもかくにも、スーパーマンと悪役のゾッド将軍の戦いの結末が、子どもには到底、観せたくないヒーローらしからぬ恐ろしい決断であったのに加えて…、


惑星改造のマシン、ワールド・エンジンによって、メトロポリスで大勢の死傷者の被害が出るのを食い止めると同時に、世界を救うためだったとは言え、スーパーマンが人命救助よりも、マシンを止める役を買って出たことから、スーパーマンは重大事にあたって、多少の犠牲が出るのは仕方がない…などと、人の命を軽んじて考えてるのか?!、ワールド・エンジンを止めるのは人間の軍隊の役割りとし、スーパーマンは人々の救助に、ひたすら努める…!!とするのが、本来のスーパーマン映画として、あるべき描き方ではなかったのか…?!といった微妙な指摘です。


そして、ご覧の写真で、ヘイト・スーパーマンの反対運動のデモを起こしている人たちは、スーパーマンが人命救助を後回しにしたせいで?!、メトロポリスの大惨事により、家族や大切な人を失ったり、あわや死にそうになった生き残りのサバイバーの方たちだそうですから、どうやら、自分たちが不幸に遭遇したのは、そもそも、スーパーマンのカル=エルが地球にやって来たことが間違いの元なんだ…!!と、事のすべての元凶をスーパーマンひとりのせいだと考えて、ヒーローを憎んでいるようですね…。

反米デモで、大統領の人形が燃やされるように、スーパーマンをかたどったモノが炎に包まれています…!!

果たして、ザック・スナイダー監督が、「マン・オブ・スティール」を作る時点で、続編にあたる「バットマン V スーパーマン」の構想どころか、スーパーマン・ファンのリアクションまで考えて、計算ずくの演出をしたのか、どうか…?!は、何とも言えませんが、このヘイト・スーパーマンの反対運動のデモが、まるで前述のような現実のスーパマン・ファンの怒りを反映しているように見えなくもないユニークな一致を思うと、ザック・スナイダー監督が巧みな展開で、スーパーマンの汚名返上を描けば、映画の中のみならず、スクリーンの外のスーパーマン・ファンも納得して、溜飲を下げ、普通以上に盛り上がって、大きな喝采を送ることになるはずですから、いったい、どのようにして、ヘンリー・カヴィルスーパーマンは信頼を取り戻すのか…?!、大変に興味深い見どころになるのではないでしょうか…?!


さて、ヘイト・スーパーマンの動きに、ベン・アフレック監督の新ダークナイトは、どう絡むのか…?!も楽しみな「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」は、再来年2016年3月25日から全米公開!!、ワールド・エンジンによって、海が汚されたことに怒って、海底から現れるらしい新ヒーローのアクアマンは、「コナン・ザ・バーバリアン」(2011年)のジェイソン・モモア!!、新ワンダーウーマンは、「ワイルド・スピード」シリーズのガル・ガドット!!、そして、悪役のレックス・ルーサーは、「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)のジェシー・アイゼンバーグです!!







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