************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ライバルのディズニー・マーベルに対抗して、DCコミックス版のシネマティック・ユニバースを大々的に展開することに決めたワーナー・ブラザースは、旧作の「バットマン」(1989年)のジャック・ニコルソンもさることながら、「ザ・ダークナイト」(2008年)の故ヒース・レジャーが、まるでキャラクターに憑りつかれたかのような鬼気迫る迫力で演じ、自分の代名詞の当たり役にしてしまったジョーカーを再び映画に登場させるつもりはなかったようですが、「バットマン」シリーズのみならず、DCコミックス全体を代表する悪役であるジョーカーを避けて、無視することはできないことから、デヴィッド・エアー監督(「フューリー」全米大ヒット中)がシナリオを書き変えることにしました…!!



先週火曜日の10月28日に、「アンナ・カレーニナ」(2012年)や、ピーター・パン・ビギンズ「パン」(2015年7月17日全米公開)といった映画で、女優としても活躍しているファッション・モデルのカーラ・デルヴィーニュが、悪のヒロインのハーレー・クインを演じるかもしれない…!!という可能性をお伝えした時点で、すでに期待をされていたコミックヒーロー映画ファンの方も多かったのでは…?!と思いますが、DCコミックスの悪役たちがチームを組んで、別の悪を倒すアンチヒーロー映画の話題作「スーサイド・スクワッド」で、ハーレー・クインの恋人のジョーカーが復活を果す運びになり、オスカー俳優のジャレッド・レトが、故ヒース・レジャーの後継者に浮上しました…!!


The Wrap の映画ジャーナリスト、ジェフ・スナイダーが伝えてくれた独占スクープによれば、DCコミックスの悪役たちが懲役の期間短縮や、死刑を免れる見返りとして、政府のために絶体絶命の自殺的ミッションに挑むアンチ・ヒーロー映画「スーサイド・ スクワッド」に、あらためてジョーカーを登場させることを決めたデヴィッド・エアー監督が、「ドライヴ」(2011年)などのニコラス・ウィンディング・レフン監督のバイオレンス映画で知られるライアン・ゴズリングに、同役を打診するも、ジョーカーを一旦、引き受けてしまうと、その後もシネマティック・ユニバースのコミックヒーロー映画にくり返して、出演しなければならない複数本にまたがる契約の拘束を嫌ったライアン・ゴズリングに断わられてしまったことから、「ダラス・バイヤーズ・クラブ」(2013年)の名演技で、オスカーの最優秀助演男優賞を受賞した後、次回作を決めかねているジャレッド・レトに、ジョーカー役を検討してもらうことにしたそうです…!!


今春の第86回アカデミー賞で、オスカーを受賞した強味を最大限に活用できる現在こそが、今後の自分の俳優人生を万全に決定づけるチャンスだと踏み、慎重に役を吟味してることから、次回作が一向に決まらないジャレッド・レトは、ライアン・ゴズリングとは反対に、ひとつのキャラクターをくり返し演じるだけのことで、一生安泰の大きな報酬が得られるコミックヒーロー映画をおいしい仕事だと考え、ディズニー・マーベルの新作「ドクター・ストレンジ」(2016年11月4日全米公開)の主演を狙っていたそうですが、その魔術をあやつるヒーローは、どうやら、ベネディクト・カンバーバッチに決まってしまったらしいのは、CIAリーダーのみなさんも、すでにご存知の通りです。

なので、ジャレッド・レトとしては、希望していたヒーロー役ではないものの、マイナーなヒーローよりも知名度も人気も共に高いジョーカー役は、ドクター・ストレンジに代わるキャラクターとして、充分に検討し、演じる価値もあるでしょうが、ただ主役ではないぶん、思ったような出演料は得られないかもしれませんし、また、「ファンタスティック・フォー」で、ヒューマン・トーチを演じながら、「キャプテン・アメリカ」シリーズに主演することになったクリス・エヴァンズのような例外もあるとは言え、コミックヒーロー映画の世界では、あるキャラクターを一度、演じてしまうと、もう、そのキャラクターの型にハマり、ほかの役はまわってこない可能性が高いため、どのコミック・キャラクターを演じるのか…?!を決めるのは、一回こっきりのチャンスにつき、賢明な判断が求められることになります。


よって、ジャレッド・レトが、とどのつまりは悪役だけに脇役の位置に置かれるジョーカー役を辞退することも考えられますが…、CIAリーダーのみなさんは、「スーサイド・スクワッド」で、ジョーカーが復活を果たすことをはじめ、ジャレッド・レトが故ヒース・レジャーの後継者になる可能性について、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!

X-MEN」シリーズにも勧誘されているトム・ハーディをはじめ、ウィル・スミス、マーゴット・ロビーのトリオが引き続き、出演するか、しまいか…?!を検討中のほか、「バットマン V スーパーマン : ドーン・オブ・ジャスティス」(2016年3月25日全米公開)の悪役レックス・ルーサーのジェシー・アイゼンバーグも出演を打診されたコミックヒーロー映画版の「特攻大作戦」(1967年)、もしくは、コミックヒーロー映画版の「イングロリアス・バスターズ」(2009年)と言われている「スーサイド・ スクワッド」は、再来年の2016年8月5日から全米公開です…!!







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