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実はこれまで、自分がまさにメインの主役!!と言える単独での主演作がなかったハーマイオニーにとって、初めて、映画の命運が自分ひとりに全て託された勝負どころの最新作「コロニア」のセット・フォトです…!!




…と言っても、身がすくむような恐ろしい実話を映画化する社会派スリラーの雰囲気が窺える場面撮影の本番の様子の写真ではなく、カメラの前を離れたオフショットなので、ちょっと肩すかしな落胆を感じてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、記事の見出しのように、ハーマイオニー・グレンジャーが、もしかすると、かなり衝撃の内容に挑むかもしれないことで、特に「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006年)なんかが好きな映画ファンの方は要注目の「コロニア」のヒロイン、レナのイメージが、ご覧のように初めて、かいま見られました…!!


南京大虐殺を題材に取り上げ、日本人俳優の柄本明さんらも出演した問題作「ジョン・ラーベ」(2009年)のフローリアン・ガレンベルガー監督が、ちょうど1週間前の9月29日にクランクインし、ルクセンブルクでロケを行っている「コロニア」は、1973年の南米チリを舞台に、陸軍総司令官のピノチェトが、アメリカの支援を受け、時のアジェンデ大統領の社会主義政権を、軍事力で倒したクーデターを背景とする物語です。


ハーマイオニーが演じる主人公のドイツ系のレナは、そのチリ革命の最中、やはり、ドイツ系の恋人のダニエルが、ピノチェトの懐刀である秘密警察によって拘束され、連れ去られてしまうことに…!!といった発端から、「ラッシュ」(2013年)のニキ・ラウダ=ダニエル・ブリュールが起用された恋人の行方を追うレナは、世間から隔絶された場所であることから、ピノチェトの秘密警察が隠れ蓑として利用する南部パラルのドイツ系移民のコミュニティに、ダニエルが捕らえられているらしいことを突き止める。しかし、その “ 尊厳のコロニー ” と呼ばれる隔絶されたコミュニティこそは、元ナチのパウル・シェーファー(2010年没)が独裁者として、住人を支配し、拷問や性的虐待どころか、人体実験まで行われていると噂される恐ろしいカルトの別世界だった…!!


…とのことで、尊厳のコロニーの住人になってしまったが最後、独裁者の厳しい監視下に置かれ、生きては二度と外の世界に出られない…と知りながら、エマ・ワトソンのレナは捨て身の覚悟で、カルトの仲間に加わり、恋人救出の本来の目的を隠しつつ、ダニエルの居所を必死で探ることになるようです…!!


エマ・ワトソンが恐らくは文字通りに体当たりの演技を魅せてくれることが期待できそうな初の単独主演作「コロニア」は、前述の通り、撮影が始まって、まだ1週間めなので、公開日などは当然、未定ですが、映画を製作しているドイツのプロダクション、マジェスティックとしては、本国ドイツで来年2015年9月の公開を目指しているようですから、来年末から翌2016年にかけて、諸外国でも封切られることになるのではないでしょうか?!、続報をお楽しみに…!!、なお、いつものお約束として、「コロニア」のロケのエマ・ワトソンの写真をさらにご覧になりたい方は、いずれかの写真をクリックして、B面にジャンプしてください…!!







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