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昨日(8月8日)、初公開の写真を紹介した、ジョージ・クルーニー監督・主演の最新作「ザ・モニュメンツ・メン」の予告編を、配給のソニー・ピクチャーズがリリースしたので、早速ご覧ください…!!、ジョージ・クルーニーが、「オーシャンズ」シリーズのメンバーのマット・デイモンをはじめ、ケイト・ブランシェット(「ザ・ホビット: ザ・デソレイション・オブ・スマウグ」12月13日全米公開)、ジョン・グッドマン(「アルゴ」2012年)、ビル・マーレイ(「ムーンライズ・キングダム」2012年)、ジャン・デュジャルダン(「ジ・アーティスト」2011年)、ヒュー・ボネヴィル(「バーク&ヘア」2010年)、ボブ・バラバン(「幸せのレシピ」2007年)といったキャストを集めた「ザ・モニュメンツ・メン」は…、









ノンフィクション作家のロバート・M・エドゼルが2009年に発表した同名著書を映画化したもので、その邦訳本「ナチ略奪美術品を救え - 特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争」を出版する白水社の紹介によれば…、
“ ヒトラーの魔手から、フェルメールの名画を奪還せよ!!、戦時中、歴史的建造物、美術品、文化財はどのように保護され、救われたのか? 「モニュメンツ・メン」の奮闘に迫る戦記。
「モニュメンツ・メン」とは、第二次大戦下の1943年から戦後の51年まで、連合軍の「記念建造物・美術品・古文書」部に所属していた兵士たちの呼称だ。彼らの当初の任務は、教会など歴史的建造物に対する戦闘被害を少なくすることだった。その目的は、ドイツ軍の前線が破られるにつれ、ナチの狂信者たちが略奪した美術品・文化財を探し出すことに移っていった。本書は、欧州の最前線で従軍した主に8人の「モニュメンツ・メン」の活躍を、本人や関係者へのインタビュー、手紙などを駆使して再現した、戦史ノンフィクションだ。


「モニュメンツ・メン」の奮闘ぶりで圧巻なのは、ヒトラーの自殺後、独裁者の山荘そばの岩塩坑で膨大な数の美術品が発見されたときのことだ。地元のナチ指導者が「ネロ命令」を頑なに実行し、すべてを爆破しようとしたが、危機一髪で美術品を救い出すことに成功したのだ。なかにはミケランジェロやフェルメールなど巨匠の名作もあり、まさに手に汗握る展開を見せる。
戦後、「モニュメンツ・メン」の功績は長年埋もれていたが、2007年に彼らを顕彰することを公式に認める決議がようやく米上下院議会でなされた。また、「モニュメンツ・メン」から家族に宛てた手紙が随所に挿まれ、破壊された都市の様子、困難を極める任務の話に加え、家族や祖国を思う気持ちは、敵味方ともに同じであることを伝えていて、心を打つ。”


…とのことで、USA Today の取材に応じたジョージ・クルーニー監督によれば、大統領選をテーマにして、2011年に発表した「ジ・アイズ・オブ・マーチ」の後、コンビを組むプロデューサー兼俳優のグラント・ヘスロヴと、“ 次はもうちょっと気楽な映画を作りたいね ” などと話していたそうで、そうした折りに、たまたまグラント・ヘスロヴが空港でロバート・M・エドゼルの原作を読み、ジョージ・クルーニーに薦めてくれたことが映画化のきっかけだったそうです…!!


また、ジョージ・クルーニー監督は、“ これまで語られることがなかった逸話を描いた第二次大戦の映画としては、ちょっと珍しい作品 ” と、自らの最新作「ザ・モニュメンツ・メン」のオリジナリティを主張していますが、でも、ベテランの映画ファンの方の中には、ナチの手から美術品を奪還する実話を、ジョン・フランケンハイマー監督がバート・ランカスター主演で映画化し、1965年に発表した「大列車作戦」を下敷きにしたリメイク映画か?!なんて、半世紀も前の作品を連想して早合点してしまった人もいらっしゃるかもしれませんね…!!


とまぁ、そんな元ネタ映画?!のツッコミはさておき、ジョージ・クルーニーが言うように、気楽に楽しめばよいのだと思う最新作「ザ・モニュメンツ・メン」は、今年末12月18日から全米公開です!!、痛快な戦争映画の娯楽作に仕上がっていれば、いいですね…!!


Based on the true story of the greatest treasure hunt in history, The Monuments Men is an action-thriller focusing on an unlikely World War II platoon, tasked by FDR with going into Germany to rescue artistic masterpieces from Nazi thieves and returning them to their rightful owners. It would be an impossible mission: with the art trapped behind enemy lines, and with the German army under orders to destroy everything as the Reich fell, how could these guys – seven museum directors, curators, and art historians, all more familiar with Michelangelo than the M-1 – possibly hope to succeed? But as the Monuments Men, as they were called, found themselves in a race against time to avoid the destruction of 1000 years of culture, they would risk their lives to protect and defend mankind’s greatest achievements.






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