バカバカしいガキ映画と揶揄された前作「G.I.ジョー: ザ・ライズ・オブ・コブラ」（2009年）のスティーヴン・ソマーズ監督に代わって、「ジャスティン・ビーバー：ネバー・シング・ネバー」（2011年）の大ヒットで、パラマウント映画に貢献したジョン・チュウ監督が後任に抜擢されたシリーズ第2弾が予告編を初公開したので、ご覧ください…！！









チャニング・テイタムのデュークや、レイ・パークのスネーク・アイズ、イ・ビョンホンのストーム・シャドウといった人気キャラのほか、アーノルド・ヴォスルーのザルタンなど一部のキャストは前作の第1弾から引き続き出演しているものの、「ファスト・ファイブ」（2011年）をシリーズ第5弾にして、「ワイルド・スピード」史上最大のヒットに導いたドゥエイン・ザ・ロック・ジョンソンを新たにタフなヒーローに起用したほか、ブルース・ウィリスが元祖の部隊を結成した、ズバリG.I.ジョー本人のジョー・コルトン役で登場することで話題の「G.I.ジョー:リタリエイション」は、来年夏のサマームービーとして、2012年6月29日から全米公開！！

「ゾンビランド」（2009年）のシナリオを執筆した脚本家コンビのレット・リースとポール・ワーニックによる最新作のストーリーは…、The Playlist の言い得て妙の例えを借りるなら、今週末の12月16日（金）から全米各地のIMAXシアターで先行上映される「ミッション:インポッシブル－ゴースト・プロトコル」と、「特攻野郎Aチーム」（2010年）のおこぼれを寄せ集めて、ツギハギしたようなもので、つまりは陰謀で裏切られた G.I.ジョーの生き残りの精鋭たちが、その報復＝リタリエイションを兼ね、ついにホワイトハウスの覇権を握ったコブラと対決する…！！といった次第ですね！！、で、その今や少数派のG.I.ジョーたちが頼りにして、加勢を願うことになるのが、元祖G.I.ジョーで、不死身の男のダイ・ハードで、エクスペンダブルズなブルース・ウィリス！！ということになるようです…！！


なので、物語は相変わらず、あってなしのようなものですから、予告編の後半で観られた断崖絶壁の忍者ファイトをはじめとするサマームービーらしい痛快なアクションの見せ場で、目を楽しませる娯楽作…という意味合いにおいては、監督が変わっても、前作から、あまり進歩していないと予想してよいのかもしれません。CIAリーダーのみなさんは、この初公開の予告編をご覧になり、「G.I.ジョー:リタリエイション」に、どの程度の期待を抱かれたでしょう…？！





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