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ソニー・ピクチャーズの賢いバイヤーが、今年2011年5月の第64回カンヌ国際映画祭のマーケットで、未完の本編を鑑賞しないまま、サンプルの数カットを観ただけで、配給権を買い取った映画が、現地で昨日(9月8日)から始まったばかりのカナダ・トロント国際映画祭で、近年まれに観る本当におもしろい血沸き肉踊る大興奮のノンストップ・ウルトラ・バイオレンス・アクション・ムービー!!として、いきなり飛びぬけた注目を集めることになってしまいました!!








ジャンル系の映画や、少し風変わりな作品を紹介するミッドナイト・マッドネスのプログラムでプレミア上映されるや、トロント国際映画祭の話題を独占してしまった「ザ・レイド」(The Raid =強制捜査)は、イギリスのウェールズ出身のギャレス・エヴァンス監督が「メランタウ(Merantau)」(2009年)に続けて手がけたインドネシア映画の第2弾です!!

「メランタウ」は、日本では「ザ・タイガーキッド」のタイトルで DVD が発売されているので、ご覧になったCIAリーダーの方もいらっしゃるかと思いますが、新作の「ザ・レイド」は、そのタイガーキッドこと、インドネシア武術のペンチャックシラットの使い手、イコ・ウワイスが引き続き、ギャレス・エヴァンス監督とのコンビで主演をつとめ、SWAT の精鋭部隊を率いるリーダーの主人公ラマに扮し、約100分間の上映時間のうち、観客に物語の設定を説明する冒頭の15分を除いた、残りの85分間をひたすら殴る!!蹴る!!撃つ!!刺す!!斬る!!と戦い続けるそうです…!!


冒頭の15分間で紹介される本作の設定は、インドネシアの首都ジャカルタの奥深いところにそびえる、荒廃した30階建ての古いマンションを、麻薬王が自分のアジトとして、部下のならず者や、顧客のジャンキーのほか、裏社会で生きる怪しい連中たちを住まわせている…というもので、まともな人間は恐ろしくて、とても近くに寄ることすらできない、その悪の巣窟の塔に、イコ・ウワイスと精鋭部隊の20名が一網打尽を目指して、早朝に踏み込み、とっぷりと陽が暮れて夜になるまで戦い続ける、もしくは殺し続ける?!、過激に血塗られた長い1日が展開していくそうです…!!


本国のインドネシアでは、来年2012年の新年早々から封切られるらしい「ザ・レイド」の諸外国での公開予定は、今のところ、未定ですが、北米では前述のように、ソニー・ピクチャーズが権利を取得して、リンキン・パークの篠田賢治を新たに映画音楽に起用し、欧米向けにサウンド・トラックを作りかえる作業を始めるので、いずれ日本でも、そのリンキン・パーク風?!の音楽がつけられた欧米版が上陸することになるのかもしれません…ではなく、これだけ評判を集めてる映画なのだから、絶対にやって来ますね!!


さて、「ザ・レイド」の国際的高評価を受けて、主演のアクション・スター、イコ・ウワイスはいずれ、「エクスペンダブルズ3」にでも参戦することになるでしょうか…?!

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