************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


今年5月に第1子を出産したマリオン・コティヤールは、地元フランスのメディアの取材に、バットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」での自分の役どころは、産後の未知の経過を考慮して、カメオのような軽いものだから引き受けた…と語っていました。そのマリオン・コティヤールの発言にもとづき、かねてから噂されていた彼女の役柄=ミランダ・テートの正体は、「バットマン・ビギンズ」(2005年)で、リーアム・ニーソンが演じたヘンリー・デュカード=ラーズ・アル・グールの娘タリアなのではないか?!といった憶測は一度、消えたのですが、いざ撮影が始まってみると、ご覧のように軍団を率いる女頭領?!のマリオン・コティヤールはとうてい、カメオには見えず、映画のメインの悪役?!だったとしか思えません。オスカー女優のマリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ」で最優秀主演女優賞)にとってすれば、バットマンと対決するぐらい、赤子の手をひねるようなもので、軽い役?!なのかもしれませんが、マリオン・コティヤールの言うことは、ちょっとまともに信用できないかも…といった半信半疑な気がします…。







バットマン・シリーズと同じくワーナー・ブラザースが製作し、全米で明日の9月9日(金)から封切られる、スティーブン・ソダーバーグ監督がパンデミックの戦慄を題材にしたパニック・スリラー映画「コンテイジョン」で、マット・デイモンや、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレットといったオールスター・キャストのひとりに加わったマリオン・コティヤールが、ニューヨークで昨夜(9月7日)に行われた同映画のプレミア上映で、MTV のジョシュ・ホロウィッツのインタビューに応じ、発言したコメントによれば…、
“そうね、でも、実際のところ、私の役は原作コミックのキャラクターをもとにした人物ではないのよ…”
…とのことで、「ザ・ダークナイト・ライズス」に出演するにあたり、自分の役が原作のコミックでは、どのように描かれていたか、参考にして、ヒントを得ましたか?!と問われたマリオン・コティヤールは、自分のキャラクターは原作コミックには登場していない、映画のオリジナル・キャラクターだ…という主旨の返答を行いました…!!

これはつまり、マリオン・コティヤール本人が、自分が映画で演じてる人物は、世間が勝手に思い、信じ込んでいるラーズ・アル・グールの娘タリア・アル・グールではありませんよ…と言ってのけたに等しい驚きの発言なわけですが、この意外なリアクションに対して、ジョシュ・ホロウィッツが、本当のことを言っているんですか?!と真偽を疑い、問いただしたところ、マリオン・コティヤールは…、
“もちろん、そうです”
…と応じ、さらにジョシュ・ホロウィッツから、これから1年先、すなわち、映画の封切り後に、マリオン・コティヤールはウソつき女だ!!と言われるような事態にはなりませんか?!とツッコまれたマリオン・コティヤールは…、
“ノー、それは絶対にありません!!!!”
…と、完璧に否定して、自分は真実だけを述べていることを、キッパリと保証しました…!!


マリオン・コティヤールが大ヒットSFパズラー「インセプション」(2010年)に続けて、クリス・ノーラン監督の映画に出演することが決定したのをお伝えした今春4月の記事で記したように、製作・配給のワーナー・ブラザースから公式発表されたマリオン・コティヤールの役どころは、“バットマンAKAブルース・ウェインが経営するウェイン・エンタープライズの役員ミランダ・テート。前作「ダークナイト」(2008年)の辛い出来事に未だ苦悩するブルースが、父の遣り残した慈善事業に取り組むのに、進んで協力する人物” でしたから、そのミランダ・テートは確かに原作コミックには登場しない、映画オリジナルの人物なので、マリオン・コティヤールの “自分の役は原作コミックにもとづいていない” という発言は正確だということになります。しかし、上 ↑ の写真や、下 ↓ のカモフラージュ仕様のタンブラーに乗り込む様子を見て、果たして、ブルース・ウェインが心の癒しとして取り組む慈善に協力している…と理解できるでしょうか…?!


…と、マリオン・コティヤールのミランダ・テートが役のプロフィール通りの人物でないことは、すでに明らかなわけですが、それが一足飛びに?!、正体はタリア・アル・グールだ…!!となってしまったのは、クリス・ノーラン監督が完結編は、これまでに描かれた物語に収拾のケリをつけるものである…といった主旨の発言を行ったのに加え、「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)で、アーミー・ハマーと一緒に、アーミー・ハマーの代わりに、アーミー・ハマーを演じたジョシュ・ペンスが、リーアム・ニーソン=ラーズ・アル・グールの若かりし頃を演じると発表されたのを根拠としたうえで、マリオン・コティヤールの衣装が、ヒマラヤに “リーグ・オブ・シャドーズ” (影の同名)の本拠地を置いたラーズ・アル・グールにイメージが通じるエスニックなものだったからですが、実際はそれらは別々の要素で、結びつけてはいけないものだったのでしょうか…?!、マリオン・コティヤールはあくまでも、ミランダ・テートとして、自分の軍団を率いているのか?!、CIAリーダーのダークナイト・ファンのみなさんは、マリオン・コティヤールの発言をどのように理解されるでしょう…?!

昨日(9月7日)に行われたロサンゼルス・ロケに登場したクリスチャン・ベール。後ろにクリス・ノーラン監督の姿も見えます。
ミランダ・テート自体は原作コミックに登場しないのだから、“原作コミックを参考にしましたか?!” なんて尋ね方では、それを否定しても、マリオン・コティヤールはロジックとして嘘をついたことにはならないんだから、どうして、そこで “本当ですか?!” とか確認するのではなく、ズバリと “トボけないでください、タリア・アル・グールの話をしてるんですよ” と、ジョシュ・ホロウィッツはストレートに訊かないのか?!、このインタビューは言葉のレトリックのジレンマに陥っている…、プロのレポーターなら周辺に飛び火せず、核心に斬り込めるインタビューの仕方ぐらい、もうちょっと勉強しろ…!!と、イライラした人もいるかもしれない、バットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」は来年2012年7月20日から全米公開です…!!、なお、タリア・アル・グール説に関して、補足しておくと、IMDB (インターネット・ムービー・データベース)では、役どころ不明のジョーイ・キングちゃんのキャラクターが、ヤング・タリア・アル・グールと明記されており、マリオン・コティヤールの少女時代を演じてることになっていますが、映画マニアの方はご存知のように、IMDB は映画ファンの有志で編集されているものであり、オフィシャルな情報だけが記載されているのではありませんから、それを信じるか信じないか?!は、ユーザー次第です。

あなたの Facebook のお友だちにも、CIAをお勧めください ! !




【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA