************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


現在も無名のCIAが、さらによりもっと埋もれた存在で、ほとんど誰も読んでいないのに近い頃から愛読してくれていた常連の映画狂のCIAリーダーの方は、もしかすると覚えているかもしれませんが…、マーク・ウェブ監督の新生「アメイジング・スパイダーマン」の脚本を執筆したジェームズ・ヴァンダービルト(「ゾディアック」2006年)が、サム・ライミ監督のために執筆した、まぼろしの「スパイダーマン4」の脚本は、そもそもは前後編の2部構成で、2本の映画にまたがっていたことから、製作のソニー・ピクチャーズは当初、トカゲ男のリザードが登場する「4」と「5」を同時に撮影することを検討していました。そうした企画開発の経緯も過去にあったことを踏まえて、ジェームズ・ヴァンダービルトが引き続き、「アメイジング・スパイダーマン2」の脚本を執筆するとなれば、つまり、トリロジーのお膳立てはとっくにもう出来ているので?!、新生シリーズの第1弾を公開する前から続編をサッサとこしらえるのなんて、カンタン、カンタン…!!ということなのかもしれません…?!




ソニー・ピクチャーズの重役が、業界メディア Deadline の編集長 ニッキ・フィンケ女史に伝えたところによれば、(500)日のマーク・ウェブ監督がメガホンをとり、アンドリュー・ガーフィールドが主演する新生「アメイジング・スパイダーマン」の続編の全米公開日を、早々と2014年5月2日に決定した…!!とのことです。
シリーズ第1弾の全米公開が来年2012年7月3日ですから、製作・配給のソニー・ピクチャーズは、同映画の興行成績の結果や、観客の反応を待たずして、続編製作に向け、本腰を入れていくことになるわけですが、こうした、とにもかくにも公開日の決定が最優先というのは、ともすれば、肝心の映画の内容の企画や脚本が充分に検討されて、練りこまれないまま、ただ時間に追われて、スケジュールに従い、撮影に突入…といった失敗映画の出来上がりを招く事態にも陥りかねないので、あまり感心できない…という映画マニアの方も大勢いらっしゃると思います。

しかし、ソニー・ピクチャーズは冒頭で名前をあげたジェームズ・ヴァンダービルトの続編の構想を、すでに今春3月末に承認し、その時点から脚本の執筆がとっくに進められていますから、仮りに映画の製作期間を全体で約2年間と見込んだとして、2014年公開の続編の撮影は、第1弾が公開される来年夏の前後から始めて、余裕で間に合いますから、「アメイジング・スパイダーマン2」は、続編の脚本執筆に時間を充分かけることが可能です。それにまた前述のように、ジェームズ・ヴァンダービルトが以前より、「スパイダーマン」シリーズの企画開発に深く関わっていることを踏まえても、ソニーの発表したスケジュール自体に特に無理はないように思われます。

となれば、気になるのは、人気を博したサム・ライミ監督&トビー・マグワイアに代わる、マーク・ウェブ監督とアンドリュー・ガーフィールドの新コンビによる新しい「スパイダーマン」を、観客のファンが気に入ってくれるのか?!という点ですが…、


ソニー・ピクチャーズの重役が、ニッキ・フィンケ女史に語ったコメントによれば、早々と続編に着手したい…!!と行動を起こしたことからしても、ソニーは “「アメイジング・スパイダーマン」の内容にふんだんの自信を持っていることを、声高に訴えたい…!!” とのことで、新生シリーズは絶対に成功する!!という、その揺ぎない確信が、ディズニー・マーベルや、ワーナー/DCといったコミックヒーロー映画のライバル他社に先駆け、約3年も先の2014年夏のサマーシーズン開幕映画となる公開日を獲得する決定につながったようです。

「アメイジング・スパイダーマン」の前評判については、ソニー・ピクチャーズの重役が言うように、好評価の声もあがっていますが、それは先月7月末のサンディエゴ・コミック・コンでのことであり、同イベントでの絶賛がどれだけアテにならないかは、コミコンでさんざん持て囃されたザック・スナイダー監督の「サッカーパンチ」が、今春の公開で完全に沈没したことでも如実に示され、ディズニーと、ワーナー・ブラザースがコミコンで宣伝しても仕方がない…と撤退してしまったのは、CIAリーダーのみなさんもよくご存知だと思います。


そのコミコンでの好評価を割り引いてしまうと、一般に初公開された予告編に対しての印象が暗い…といったネガティヴな反応や、スパイダーマンがビルとビルとの間をジャンプするアクション演出のPOV映像がゲームからのパクリ!!といったツッコミのほか、コミコンで公開された悪役のトカゲ男リザードのキャラクター・デザインにしても、「バットマン」の原作コミックからのパクリ!!といったバッシングを受けているので、現時点ではどちらかと言うと、否定的な見方のほうが目立っているような感じがしないでもありません。

なので、ソニー・ピクチャーズが鉄壁の自信を持つと言うほどの「アメイジング・スパイダーマン」の魅力が、これから伝えられることに期待を寄せたいと思いますが、先走りでファンを置いてきぼりにしたシリーズ展開にだけはならないよう、くれぐれも注意してほしいと思います。2012年公開の第1弾の次が2014年ということは、恐らく2016年で完結するに違いない「アメイジング・スパイダーマン」が、このようにトリロジーの先行きをサッサと決めていくことについて、CIAリーダーのコミックヒーロー映画ファンのみなさんはどのように思われたでしょう?!、何か、ご意見のある方は、フォーラムに新たに「アメイジング・スパイダーマン」ファン・フォーラムのトピックを作ったので、そこに書き込んでください…!!

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