************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


もし、このスクープが事実であった場合、ウィル・スミスがクエンティン・タランティーノ監督のスパゲッティ・ウエスタン風アクション映画の最新作「ジャンゴ・アンチェインド」(2012年12月25日全米公開)の主演を断った真の理由は、プライドの高さから奴隷の役を演じるのを嫌がったのではなく、念願の「オールドボーイ」(2003年)のリメイク企画が実は頓挫しておらず、水面下で進展していたからだったのか…!!と、みんな大嫌いな憎まれ者のウィル・スミスへの見方を少し訂正してあげる必要があるかもしれません…!!





カナダのカルト映画サイト Twitch を立ち上げた発起人で、編集責任者のトッド・ブラウンは、いい加減なことを書きません。彼の発信する映画ニュースは、過去の実績において、おおむね正確であり、必ず根拠があるらしいと認めることができます。そして、韓国映画を多く取り上げているトッド・ブラウンは、韓国映画界との間に、密接なコネクションがあると憶測できます。
そんなトッド・ブラウンが単独で発したスクープによれば、2009年の秋に企画がポシャり、製作中止になったはずの韓国映画「オールドボーイ」のハリウッド版リメイクのプロジェクトが、実は終わっていなかったようで、当初に予定されていたスティーヴン・スピルバーグ監督ではなく、「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989年)や、「マルコムX」(1992年)といった、いわゆる黒人映画の傑作で知られるスパイク・リー監督がメガホンをとることになりそうだ…!!とのことです。

韓国の復讐映画のマエストロ、パク・チャヌク監督が、漫画アクション連載の同名コミック(土屋ガロン&嶺岸信明 作)を映画化し、第57回カンヌ国際映画祭の審査委員長をつとめたクエンティン・タランティーノ監督に激賞され、審査員特別グランプリに選ばれた「オールドボーイ」を、ハリウッド映画としてリメイクする企画は、ウィス・スミスが主演することを前提に、スミス本人とスピルバーグ監督とのコンビで、2008年秋から進められ、その経緯は逐一、お伝えしてきたので、常連のCIAリーダーの方は、きっと覚えていらっしゃることと思います。
ウィル・スミスが自分の主演した「アイ・アム・レジェンド」(2007年)のシナリオを執筆した脚本家マーク・プロトセヴィッチを連れてきて、パク・チャヌク監督の映画のリメイクではなく、オリジナル・コミックの再映画化といった視点から、新たに脚本を書かせるなどしていた「新・オールドボーイ」?!は、そうした企画開発に1年を費やした末、リメイクの映画化の権利を所有する共同製作のマンデイト・ピクチャーズ側が、その権利をスピルバーグ監督のドリームワークスに譲り渡す気が毛頭ないのに加え、韓国経由で権利を取得した経緯に不透明な点があり、安易に映画化すると、日本の双葉社の所有する著作権を侵害する可能性があることから、ドリームワークスが手を引いてしまいました…。


しかし、トッド・ブラウンによれば、新たにスパイク・リー監督がメガホンをとる可能性が浮上した「オールドボーイ」の映画を製作するのは、引き続き、権利を所有するマンデイト・ピクチャーズとのことですから、同社がドリームワークス抜きの見切りで映画化を進めるのか?!、あるいは双葉社との間で法的な調整がついたものと思われます。
また、スパイク・リー監督が映画化する予定?!の「オールドボーイ」の脚本は、マーク・プロトセヴィッチの執筆したものだそうですから、自分の言うことに素直に従う子飼いの?!同脚本家を連れてきたウィル・スミスが、以前と変わらず、主演する可能性は高いことになります。
ウィル・スミスとスパイク・リー監督とは、「ハンコック」(2008年)がニューヨークで行った追加撮影の陣中見舞いに、スパイク・リー監督が訪ねてくるなど、とても親しい間柄ですから、スピルバーグ監督が降りてしまった後がまを、ウィル・スミスが同監督にお願いし、説得した可能性も考えられそうですね。

いずれにしろ、現時点では、このスパイク・リー監督が「オールドボーイ」に着手!!のニュースは、トッド・ブラウンひとりだけが言っていることであり、マンデイト・ピクチャーズ側の確認がとれていないことや、業界メディアで報じられていないため、ウワサの域を出ないことになりますが、冒頭のようにトッド・ブラウンは確たる情報をつかんだうえで書いたはずですから、マンデイト・ピクチャーズや、もしかすると、ウィル・スミスは、「オールドボーイ」の再映画化を少なくとも、まだ諦めてはいない…ということなのかもしれません。この件について、さらに進展があるのか?!、続報を待つことにしましょう…!!

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