************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


豪華客船の沈没を描いた、1972年公開の傑作海洋アドベンチャーを悲惨にリメイクした「ポセイドン」(2006年)の脚本家マーク・プロトセヴィッチがシナリオを執筆していたハリウッド版「オールドボーイ」が案の定、沈没しましたッ!!





見出しのタイトルでは、ひと言でわかりやすいように“リメイク”と書きましたが、厳密には…、韓国映画の復讐のマエストロ、パク・チャヌク監督が、2004年のカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した大傑作「オールドボーイ」の原作である、土屋ガロンさんと嶺岸信明さんが漫画アクションに連載した同名コミックを、ウィル・スミスが主演し、巨匠スティーヴン・スピルバーグが監督する再映画化のプロジェクトが頓挫した…ッ!!というグッドニュースを、LATINOREVIEW がスクープで伝えてくれました!!
LATINOREVIEW が“信頼できる筋からの情報”という怪しい書き方で伝えた同記事によれば、「オールドボーイ」のリメイク権を所有するマンデイト・ピクチャーズと、スピルバーグ監督のドリームワークスとの交渉が物別れに至り、ドリームワークス側が製作を断念した…!!とのことです。


詳細は不明ですが、マンデイト・ピクチャーズは「オールドボーイ」の権利を売却する気がなく、ドリームワークスとリメイク映画を共同製作した後、完成したスピルバーグ映画の権利の一部をずっと所有し続けるかまえでいましたから、そうしたあたりで話がもつれてしまったのかもしれません…。
また、本件については、「オールドボーイ」を製作した韓国のプロダクション、ショー・イーストとビッグエッグが共にオフィスを閉鎖し、ショー・イーストのCEO、キム・ドンジュ氏が雲隠れしてしまったのにもかかわらず、同映画の国際セールスを請け負っていた韓国のシネクリック社が、ハリウッドのユニバーサル映画との間で、独自にリメイク映画の製作交渉を行い、その流れからマンデイト・ピクチャーズにリメイク権を手に入れた…という不透明な経緯があり、原作コミックを出版する双葉社が、不当にリメイク権を侵害された…として、倒産の事実が確認ができないショー・イーストを相手どり、韓国国内で提訴しています。
そういった、ヘタに映画を作ると重大な著作権侵害にもなりかねない「オールドボーイ」の映画の内容に負けず劣らず?!複雑怪奇な背景に、ドリームワークスが危険を察知したのかもしれませんが、ジャッキー・チェンに自分のガキの子守りをさせているクソッタレのモンスター・ペアレントが主演の「オールドボーイ」なんて、そもそも誰も観たくなかったことから、アメリカの映画サイトなどでは、リメイク映画製作中止の事実確認はされていないものの、“ウィル・スミスに「オールドボーイ」の正義の鉄槌が振り下ろされた!!”などといった見出しで、チェ・ミンシクとは比べものにならない、みんな大キライなウィル・スミスの「オールドボーイ」が作られないニュースを大歓迎しています!!

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