再来月の9月8日から18日にかけて開催されるカナダ・トロント国際映画祭のラインナップが発表され、特別上映作品の1本に選ばれた、クロエ・モレッツちゃん最新主演作「ヒック」が写真を初公開しました！！、どういった場面か？！の内容はさておき、ブレイク・ライヴリーに強引に手を引かれた主人公のクロエ・モレッツちゃんが変顔で、ファンの方はちょっとガッカリな最初の1枚めの写真ですが、それでも本作はクロエ・モレッツちゃんにとって、初めて単独で本格的に主演をつとめた、ちょっと痛い青春映画のロードムービーです！！





クロエ・モレッツちゃんを自分の最新作「ヒューゴ」(11月23日全米公開)の主演女優にも起用した名匠マーティン・スコセッシ監督が才能を認め、製作総指揮をつとめた「ライムライフ」(2008年)で着目されたデレク・マーティーニ監督(↓ 写真)がメガホンをとった「ヒック」は、女流作家アンドレア・ポーテスの同名デビュー作の青春小説を映画化したもので、クロエ・モレッツちゃん演じる主人公の13歳の少女ルリは、娘のことなどお構いなしに酒に溺れ、ダメ男にばかり降りまわされている母親のタミーに嫌気が差して、ネブラスカの家を飛び出し、セレブのスターになる夢を叶えるため、西に向かって旅を始めることに…。といった発端から、旅の途中で、自分と同じように放浪している、ケンカッ早いエディや、問題を抱えていても、明るい年上の女性のグレンダと出会うことになります。

クロエ・モレッツちゃんのお母ちゃんとして、はすっぱなダメ女を演じているのは、かつてはクロエ・モレッツちゃんと同じように少女スターだったジュリエット・ルイス(「ギルバート・グレイプ」1993年)、乱暴なチンピラ青年のエディは、「イエロー・ハンカチーフ」(2008年)の武田鉄矢＝エディ・レッドメイン。そして、クロエ・モレッツちゃんのルリに、昔の自分の姿を重ね、守ってあげようとするグレンダは、今夏のコミックヒーロー映画の失敗作「グリーン・ランタン」が、すでになかったことにされている、「ザ・タウン」(2010年)のブレイク・ライヴリーですが、つまり、「ゴシップガール」のセリーナ・ヴァンダーウッドセンですね。


クロエ・モレッツちゃん最新主演作「ヒック」の公開は今のところ未定ですが、トロント国際映画祭で営業が行われて、配給会社が決まり、来年2012年に全米公開！！といったスケジュールになるのではないでしょうか？！、クロエ・モレッツちゃんのファンの方には待望の「ヒック」の続報もお楽しみに…！！

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