************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


「フットルース」はもちろん、大ヒット公開中のシリーズ最高傑作「X-MEN:ファーストクラス」で、悪役のセバスチャン・ショウを演じている名脇役のケヴィン・ベーコンが、かつてアイドルだった80年代に主演した出世作の「フットルース」です!!、なので、映画ファンの方には、今さら内容を述べるまでもありませんが、ダンスやロック音楽といった若者が浮かれるカルチャーが禁じられている田舎にやって来た、都会の少年の主人公が波乱を起こすことになります…!!、う~ん…、アメリカが諸外国に進出しては、他国の文化をアメリカナイズして、市場と化し、自分たちに有利な資本主義に巻き込んでいく政策の価値観を、暗示的に肯定して、さり気なく納得させるために作られた国策映画っぽいよなぁ…とか、深読みして堅苦しいことを言うのはやめ、ダンスや音楽を素直に楽しみましょうね…!!








そもそもは「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのケニー・オルテガ監督と、ザック・エフロンのコンビで作られるはずだったのが…、ザック・エフロンが降板し、その代役に、人気テレビシリーズ「ゴシップガール」のチェイス・クロフォードが起用されたところ…、ケニー・オルテガ監督と、製作・配給のパラマウント映画との間で、リメイクの方針が一致せず、降板となり、すべてが白紙に戻された末、クリスティーナ・リッチが大胆なSEX中毒の役を演じたカルト映画「ブラック・スネーク・モーン」(2006年)のクレイグ・ブリュワー監督が、無名のダンサー、ケニー・ウォーマルドを主演に起用して、ようやく実現にこぎつけることができた難産のリメイク映画「フットルース」の予告編です…!!
一見したところ、キャストが違い、舞台が現代というだけで、物語の内容はほとんど同じに観える…というのも、そのはずで、本作のシナリオを執筆したのは、オリジナル映画のシナリオも執筆したディーン・ピッチフォードです。つまりは、元々の脚本にクレイグ・ブリュワー監督が手をいれ、アップデートしただけのようですね。


しかし、近年の「ステップ・アップ」シリーズや、やはり、80年代の同名青春ミュージカル映画(1980年)をリメイクし、失敗に終わった「フェーム」(2009年)といった、近年のダンス映画に比べて、本作はかなりマシな作品のような感じがするので、オリジナルのよさをそのまま活かそうとしたらしいのは、正解だったのかもしれません。

ケヴィン・ベーコンに代わって、新しい「フットルース」の主人公に選ばれたケニー・ウォーマルドは、前述のように無名のダンサーですが、BoAちゃんのダンスを振付けるなど、コラボしていたので、もしかすると日本では知っていらっしゃる人が大勢いるのかもしれません。オリジナル映画では、ロリ・シンガーが演じていたヒロインのエリエルは、トム・クルーズ主演の80年代ロックのジュークボックス・ミュージカル映画「ロック・オブ・エイジス」(2012年6月1日全米公開)を現在、撮影中のジュリアン・ハフ。


最近ではサルにフォークの持ち方を教えられてしまうほど、年老いてしまったジョン・リスゴーが演じた、エリエルのお父さんであり、息子の事故死をキッカケに、ダンスやロックを禁じてしまう牧師は、「ソウル・サーファー」(2011年)のデニス・クエイド、その牧師の妻を、かつてのダイアン・ウィーストに代わり、演じているのは、オリジナルの「フットルース」が公開された1984年に、ターザン映画の「グレイストーク」で女優デビューを飾るものの、出身の南部なまりがひどいため、セリフはグレン・クローズ(「ターザン」1999年)に吹き替えられてしまった…!!という苦い経験を味わい、当時は将来に不安を抱えていたアンディ・マクダウェルです。「フットルース」は南部のお話なので、この映画では素でセリフを発せられるので楽ですね!!
そして、オリジナル映画では、ショーン・ペンの弟のクリス・ペンが演じていた、主人公の親友となる、ちょっとトンマな田舎者の高校生ウィラードに起用されたのは、ニコール・キッドマンが今春の第83回アカデミー賞の最優秀主演女優賞にノミネートされた傑作「ラビット・ホール」(2010年)で、ニコールの息子を交通事故で死なせてしまう少年を演じ、印象を残したマイルズ・テラーです。


パラマウント映画が自社にとっても代表作の傑作を復活させた、リメイク版「フットルース」は今秋10月14日から全米公開です!!、ケニー・ロギンスの主題歌が予告編の冒頭で、チラとしか聴けなかったのは残念ですね…!!

Writer/Director Craig Brewer (“Hustle & Flow,” “Black Snake Moan”) delivers a new take of the beloved 1984 classic film, “Footloose.” Ren MacCormack (played by newcomer Kenny Wormald) is transplanted from Boston to the small southern town of Bomont where he experiences a heavy dose of culture shock. A few years prior, the community was rocked by a tragic accident that killed five teenagers after a night out and Bomont’s local councilmen and the beloved Reverend Shaw Moore (Dennis Quaid) responded by implementing ordinances that prohibit loud music and dancing. Not one to bow to the status quo, Ren challenges the ban, revitalizing the town and falling in love with the minister’s troubled daughter Ariel (Julianne Hough) in the process.

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