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来月5月11日開幕のカンヌ国際映画祭で、配給会社のバイヤーに向けて、サンプルとして映画の一部が公開される予定の注目作「ザ・ウェッテスト・カントリー・イン・ザ・ワールド」の写真ですが、プロデューサーのカシアン・エルウェスが自分のブラックベリーで撮影したもので、もとの写真のサイズが非常に小さいため、見づらくなっています…!!





先週末の土曜日(4月23日)から日本で公開が始まった、ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズの「ブルーバレンタイン」(2010年)のプロデューサーとして知られるカシアン・エルウェスが、「インセプション」(2010年)、そして、「バットマン/ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年7月全米公開)のトム・ハーディと、「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフの共演を実現させた注目作「ザ・ウェッテスト・カントリー・イン・ザ・ワールド」の写真を、 tweet したことを、The Playlist が教えてくれました…!!
ヴィゴ・モーテンセン主演のアポカリプス・ロードムービー「ザ・ロード」(2009年)が高評価されたジョン・ヒルコート監督の最新作である「ザ・ウェッテスト・カントリー・イン・ザ・ワールド」は、同名の小説を映画化した作品で、原作者マット・ボンデュラントの祖父と、その兄弟のおじさんたちの物語です。


1920年代の禁酒法時代を舞台とする本作は、バージニア州のフランクリンで、密造酒を製造し、それを売りさばくことを生業としてしていた三兄弟を描く家族ドラマで、トム・ハーディが演じているのは、そうした密売で稼げるのならば、やばい連中と関わることなど、何とも思わない、気性が荒く、タフな長男のフォレスト、シャイア・ラブーフは贅沢好きで、田舎のフランクリンを出て行きたいと願っている末っ子のジャックに扮しています。真ん中の次男を演じているのは、「パブリック・エネミーズ」(2009年)のジェイソン・クラークで、大男ながら堅実なビジネスマン・タイプの次男ハワードは、第一次大戦で目にしたものの記憶に悩まされている…といった設定です。

そうした三兄弟が法の目をかいくぐり、人殺しにまで関わるなどして、禁酒法時代を生き抜き、やがて、その悪法が消滅していくことで、彼らのビジネスが終わっていく様をめぐる登場人物として、本作には、ジョン・ヒルコート作品の常連ガイ・ピアース、前述の「ザ・ダークナイト・ライズス」でトム・ハーディと対決するゲイリー・オールドマン、ヴァンパイア・ドラマ「トゥルー・ブラッド」のデイン・ディハーンが出演しており、女優陣では、チーム「キック・アス」の新作「ザ・デット」(8月31日全米公開)のジェシカ・チャスティンがトム・ハーディの恋人に扮し、下 ↓ の写真のワンダーランドのアリス=ミア・ヴァシコウスカがシャイア・ラブーフの相手をつとめています。


この「ザ・ウェッテスト・カントリー・イン・ザ・ワールド」は、最近まで撮影が続けられていた未完成映画なので、カンヌでは、その一部の映像だけが披露される予定なのですが、早ければ、9月はじめ前後に開催されるベネチア国際映画祭や、カナダ・トロント国際映画祭で、プレミア上映が行われるのではないか?!と予想されています。
本作の脚本を執筆したのは、ジョン・ヒルコート監督の作品に、シナリオと音楽の両面で関わっているコンビのミュージシャンで、俳優のニック・ケイヴ。トム・ハーディとシャイア・ラブーフの兄弟が、どういう運命に巻き込まれていくのか?!、完成がとても楽しみな作品ですね…!!

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