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来月5月11日開幕の第64回カンヌ国際映画祭で、映画の買い付けにやって来る各国の配給会社のバイヤーに向けて、セールスのための試写が行われる予定の大女優メリル・ストリープの最新主演作「鉄の女」の写真です!!、「鉄の女」といっても、もちろん、鋼鉄の男=「マン・オブ・スティール」のスーパーマンに対するスーパーガールを、61歳のメリル・ストリープが演じるわけもなく、そのちょっと女性らしくない異名は、1979年から1990年にいたるまでの80年代のイギリスを指導し、フォークランド紛争を戦った同国初の女性首相マーガレット・サッチャーのことですね!!、口先だけの男の政治家とは違い、女は実行してみせる!!と公言し、女性が社会で要職に就くのは当たり前といったイメージを打ち出したサッチャーをメリル・ストリープが演じる「鉄の女」は、その稀代の政治家の伝記映画なわけですが、さて、その近代史の重要人物に扮したメリル・ストリープのサッチャーぶりはいかがでしょう?!、1978年公開のマイケル・チミノ監督の傑作「ディア・ハンター 」で初めて、アカデミー賞の最優秀助演女優賞にノミネートされて以来、「クレイマー、クレイマー」(1979年)と「ソフィーの選択」(1982年)で、2度にわたり受賞をしたのを含め、「ジュリーとジュリア」(2009年)にいたるまで、実に計16回もオスカーにノミネートされているメリル・ストリープですが、この「鉄の女」で17回めのノミネートを果たし、3つめのオスカー像を奪取するのか?!、豪腕の女性首相を演じようと考えたメリル・ストリープの選択に、サッチャーのように力ずくで奪いにかかる…!!といった決意が感じられなくもありません。本気でオスカー獲りを狙うとなれば、アメリカ国内での封切り日の設定に配慮が求められる「鉄の女」は、サッチャーの地元イギリスでは来年2012年1月6日からの公開が決定しています。監督は、「マンマ・ミーア」(2008年)で、ミュージカル女優としてのメリル・ストリープの才能を開花させたフィリダ・ロイド。メリル・ストリープの手をとり、鉄の女の妻を称えている夫デニスは、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(2009年)で、闇の魔法使いヴォルデモートについての記憶を脳の奥底に封じ込めていたホラス・スラグホーン先生こと、イギリスを代表する名優のジム・ブロードベントです。

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「スター・ウォーズ エピソードⅣ/新たなる希望」のルーク・スカイウォーカーのジャケット!!

「スター・ウォーズ」サーガのまさにオリジナル映画となる事実上の第1弾「エピソードⅣ/新たなる希望」(1977年)で、帝国軍のデススターを破壊する使命をまっとうした主人公のルークと仲間のハン・ソロ、チューイーたちが、プリンセス・レイアからご褒美のメダルをもらうラストシーンを、映画を観た方はきっと、みなさんが覚えていると思いますが、その時、マーク・ハミルのルーク・スカイウォーカーが着ていたジャケットを、ご丁寧にメダルつきで復元したレプリカです!!
ルーカス・フィルムの倉庫にあった本物のジャケットとメダルをもとに、そっくり同じに再現した、このジャケットは、前を閉じるためのジッパーや、ボタンがついていないのが特徴で、実用には適さない面もありますが、「スター・ウォーズ」ファンの方の日常的なコスプレ?!には打ってつけですね…!!
今なら、Amazon で、148.50ドル=約1万2,165円でお買い求めいただけます。




マヌケなポール・ラッドと豪華な女優陣が見もののドラメディ「アワー・イディオット・ブラザー」の予告編!!



ポール・ラッド主演のドラメディ映画「アワー・イディオット・ブラザー」を、今夏8月26日からアメリカで限定公開で封切る、配給のワインスタイン・カンパニーが予告編をリリースしました…!!、コメディ俳優とは言え、「アイ・ラブ・ユー、マン」や、「ディナー・フォー・シュマックス」など、どちらかと言うと、まともなキャラの言わばツッコミの方が得意なポール・ラッドがマヌケなボケを演じてる本作は、予告編でご覧のように、端々に目が届かず、どこか抜けている主人公のネッドが制服を着たおまわりさんに、公けで売ってはいけない葉っぱを売ろうとしたことでブタ箱入り。その後、晴れて出所を果たすネッドは行き場なく、姉妹の家に厄介になるのですが…といったお話です。
今年のサンダンス映画祭で好評価された本作の見どころは、ネッドの姉妹を演じる女優たちが豪華なことで…、「シャッターアイランド」で行方不明の患者だったエミリー・モーティマー扮するリズは結婚生活が破綻の危機の真っ最中、「ロール・モデルズ」でポール・ラッドと共演した間柄のエリザベス・バンクス扮するミランダは、ヴァニティ・フェアに掲載する大事な原稿を執筆の勝負時の真っ最中、そして、(500)日のゾーイ・デシャネル扮するナットは恋人のラシダ・ジョーンズにフラれそうな崖っぷちの真っ最中…と、3人の女たちがそれぞれ結婚・仕事・恋愛の土壇場を、アホなポール・ラッドのせいで、さらに混乱させられてしまうのですが、思いがけず、本当に切羽詰っているのは、それぞれの問題ではなく、目の前のことしか見えない自分たちの心だったかも…と、アホから気づかされることに…。
ハートウォーミングで、素敵なドラメディを作ったのは、ミュージック・ビデオのディレクターが本職のジェシー・ペレス。ゾーイ・デシャネルの恋人役のラシダ・ジョーンズは、「アイ・ラブ・ユー、マン」では、ポール・ラッドの婚約者で、その時の役名はゾーイでしたね…!!


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