************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


まだ全然ハッキリしていない話なので、カンタンにまとめて、お伝えし、ひとまず、お耳に入れておきます…!!




アメリカで1980年代半ばから放送開始された、巨大ロボットのアニメシリーズ「ボルトロン」は、今日に到るまで人気が高く、これまで幾度となく実写映画化のウワサがのぼり、実際に企画が立てられるなどしてきましたが、いずれも実現には到りませんでした。その「ボルトロン」の実写映画化が不可能だった理由は、そもそも同アニメが「百獣王ゴライオン」と「機甲艦隊ダイラガーXV」という東映アニメの2作品を強引に、ひとつにしてデッチあげたものだったため、各種の権利関係がまとまらず、権利者(社)との間で法的な争いに発展するからだったのですが、「ボルトロン」のアニメシリーズを80年代から一貫して手がけるワールド・イベンツ・プロダクションズが東映側と合意し、テレビ化や映画化の権利を一括した取りまとめに成功したことで、ハリウッドの実写映画として製作することに、晴れて何の支障もなくなったため、レラティビティ・メディアと、「バットマン/ダークナイト」(2008年)のプロデューサー、チャールズ・ローヴェンが率いるアトラス・エンタテインメントが、その「ボルトロン」実写映画化を実現するべく、ワールド・イベンツ・プロダクションズに働きかけ、映画製作の役割を請け負う立場を求めて、競争入札で争っているそうです。


現時点では、どちらのプロダクションの優劣も判明しておらず、「ボルトロン」実写映画化の行方も不明ですが、ワールド・イベンツ・プロダクションズが今春から「ボルトロン」の新シリーズをニコロデオンで放送開始する動きも含めると、ニコロデオンと業務提携するパラマウント映画が、今夏の第3弾「ダーク・オブ・ザ・ムーン」(7月1日全米公開)で完結する「トランスフォーマー」シリーズに代わって、「ボルトロン」を新たな巨大ロボット映画シリーズとしてスタートするべく着目している可能性は高く、ワールド・イベンツ・プロダクションズの副代表ロバート・コプラー氏は、映画化プランの詳細は語らないまでも、「ボルトロン」放送開始30周年記念にあたる2013年から2014年頃をメドに、実写映画を大々的に封切る見込みであることを発言しているそうです。

よって、以上をまとめると、パラマウント映画が製作母体のスタジオとなって、主に製作費を提供し、ニコロデオン、ワールド・イベンツ・プロダクションズの3社との共同製作で進められる見込み、もしくは水面下で進められている「ボルトロン」の実写映画製作の実際の業務を、レラティビティ・メディアとアトラス・エンタテインメントが下請けのプロダクションとして、受注を競り合っている…という状況が透かし見えるわけですから、どうも、「ボルトロン」の実写映画がついに現実になる可能性が、かつてないほど高まっているようですね。状況が進展すれば、また続報をお伝えします。
[via Vulture]




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