************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


まずは、昨日(3月26日)に速報でお伝えした全米映画興行成績の訂正です。3月25日(金)の映画興行ランキングの首位は、現実には「グレッグのダメ日記 2」=約732万ではなく、ザック・スナイダー監督の「サッカーパンチ」=約808万ドルになりました!!、よって注目の「サッカーパンチ」の初日は第1位だったわけですが、それでもガキ映画との差はわずかに76万ドルしかありません…。なので、今年2011年公開映画の中で最も期待をハズした失敗作の意味不明映画と言われる「サッカーパンチ」は、やはり、土日に集客力の高いガキ映画に敗北する可能性が高く、週末興行ランキングでは初登場第1位を奪われ、ダメな小学生トリオにハナクソをつけられてしまうことになりそうです…。
というわけで、上 ↑ に色違いの2パターンを並べた「サッカーパンチ」のオルタナティブ・ポスターは、おなじみの映画のアート・ブティック Mondo が、映画の公開にあわせて発売し、同時にスタートした“ザック・スナイダー”シリーズの第1弾です!!、デザインされたのは、ケン・テイラーというアーティストの方です。Mondo では今後、「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)、「300」(2007年)、「ウォッチメン」(2009年)、「レジェンド・オブ・ザ・ガーディアンズ」(2011年)といった同監督の作品のオルタナティブ・ポスターを順次リリースしていくそうなので、大変に楽しみですね…!!

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「ザ・シューター」のアントワン・フークア監督が中国で楊貴妃の恋愛映画を作る!!

デンゼル・ワシントンが悪徳刑事役で主演し、オスカーを獲得した「トレーニングデイ」や、マーク・ウォールバーグの「ザ・シューター/極大射程」といった男性向けのアクション・スリラー映画を主に手がけているアントワン・フークア監督が、世界三大美女として知られる中国の楊貴妃の映画を作ることになりました…!!
3,000万ドルの予算が見積もられている同映画を製作するのは、シーアン・チュージャン 映画&テレビ インヴェストメント・グループという名前からして、西安市に拠点を置いていると思われるプロダクションで、今年後半から大々的に中国全土で撮影を行い、来年2012年の公開を目指すとのことです。内容としては、楊貴妃が生きた唐の時代を舞台に、楊貴妃を愛した、時の玄宗皇帝との悲恋を描くそうで、言わば、中国の偉人の伝記映画のような作品に、外国人の監督を起用するのも異色ならば、大筋としてはラブストーリーになるらしい作品を、前述のような経歴のアントワン・フークア監督に託すのも変わっているように思えます。この監督起用について、製作者側は、ハリウッド映画の監督を起用することで、完成した作品を国際的な市場で成功させたい…との目論みを語っていますが…、う~ん…それだったら、監督ではなく、ハリウッドのスターを起用すべきなように思えなくもありません。アントワン・フークア監督のデビュー作は、ジョン・ウー監督が製作総指揮をつとめた、チョウ・ユンファ主演の「リプレイスメント・キラー」でしたから、もしかすると、そうした人脈が関係しているのかもしれませんね。ま、誰が絶世の美女の楊貴妃を演じることになるのか?!、キャスティングの進展を楽しみにしておきましょう…!!                           (via : THR)


「ブラック・スワン」スキャンダルについて、製作・配給の20世紀FOXがコメント!!

昨日、お伝えした、天才ダーレン・アロノフスキー監督のサイコ・バレエ映画「ブラック・スワン」で、実際にカメラの前でバレエを踊ったのは、プロの一流バレリーナのサラ・レインさんであるのにもかかわらず、映画の製作者が、そのサラさんに口封じの脅威を与え、映画に主演したナタリー・ポートマンをはじめとする関係者一同がグルとなって、ナタリー・ポートマンが特訓の末、自分でバレエを踊った…!!という、ウソの“伝説”をデッチあげたスキャンダルが持ち上がったことについて、映画を製作・配給した 20世紀FOX が以下のようなコメントを出し、全面的にナタリー・ポートマンの側に立つ意思を表明しました。
“わたしたちは、より複雑に込み入ったバレエシーンで、サラさんの助けを得ることができ、幸運だったと思います。そうしたサラさんの貢献に対しては、賛辞をおくるしかありませんが、しかしながら、完成した映画の中で、ほとんどのバレエを踊っているのは、ナタリー・ポートマン本人に他なりません。”
このコメントを紹介してくれたウォールストリート・ジャーナルは、20世紀FOXと同じくニューズ・コーポレーションの傘下に属する姉妹企業ですが、同メディアの取材に応じたサラさんは、VFXの作業のためにロサンゼルスに出向いたことを明かし、完成した映画で、自分の体にナタリー・ポートマンの顔が乗っかっているのを観て、奇妙に感じた…と感想を述べています。また、映画スターではない自分は出演交渉の契約をまとめる代理人を持たないため、こうした事態を招いてしまった…と、自分の存在が容易に「ブラック・スワン」から抹殺された原因を振り返っています。20世紀FOXは、昨日の記事で紹介した 顔の入れ替え作業を含む映画のVFXを解析したメイキング・ビデオが、はからずも、そうした犯行を自白?!し、サラさんの主張を裏付ける証拠になってしまうため、オンライン上から同ビデオを削除し始めているので、もし、まだ観ていない方がいれば、お早めにご覧ください。
なお、バレエをマスターした才能も評価されて、「ブラック・スワン」でアカデミー賞最優秀主演女優賞をおくられたナタリー・ポートマンは、この疑惑についてのコメントをひかえ、マスコミの取材を遠ざけています。一般の観客にはわかりませんが、バレエの専門家が観れば、「ブラック・スワン」で踊っているバレリーナの身のこなし方は、まちがいなくサラ・レインさんだと断言できるそうなので、ナタリー・ポートマンは世間の信頼を失い、非難の集中砲火を浴びる前に、ウソをつきました…と素直に謝罪したほうが無難かもしれません…。



ナタリー・ポートマン本人が間違いなく踊っている、15歳の時のミュージカル「キャバレー」!!


有名なミュージカル舞台の「キャパレー」を、「ブラック・スワン」スキャンダルのナタリー・ポートマンが15歳の時に演じた貴重なビデオです。ナタリー・ポートマンはローティーンのころ、演劇のサマーキャンプに行っていましたから、その時に演じたものかな…?!と思います。本職は振付師の故ボブ・フォッシー監督がアカデミー賞最優秀監督賞を受賞した映画版(1972年)で、主人公のサリーを演じたライザ・ミネリは、その映画の演技で、やはり、オスカーの最優秀主演女優賞に輝いていますから、15歳のナタリー・ポートマンの頭の中には、わたしもいつか、こうした役でオスカーを…!!といった考えがよぎってみたかもしれません。…などと想像すると、ナタリー・ポートマンがオスカーを獲りにかかりながら、ノミネートだけで、惜しくも目前で逃してしまった「クローサー」(2004年)でも、そういや、ストリッパーとして、やっぱり、踊っていたっけ…なんて、さらに連想をひろげてしまいますね…。




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