************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


この映画の脚本を執筆したのは、トム・ハンクス自身と、トム・ハンクスがプロデューサーをつとめて、わずか約500万ドルの製作費で作った、こじんまりした小品なのに、全米で約2億4,143万ドル以上を売り上げる大ヒットになり、ロマンチック・コメディ映画史上の興行ランキングで他を圧倒する第1位のウルトラ人気映画「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」(2002年)の原作・脚本を手がけ、主演もした才女のニア・ヴァルダロスです。なので、映画のプロフィールは、庶民のハートの琴線にふれる大衆喜劇だということが理解できますね…!!









2年連続でアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するというミラクルを果たした名優トム・ハンクスが、1996年に発表した初監督作品の青春音楽映画「すべてをあなたに」以来となる約15年ぶりにメガホンを握った注目の第2回監督作品にして、自ら主演もつとめた最新作「ラリー・クラウン」の予告編を、配給のユニバーサル映画が初公開したので、ご覧ください…!!

本作でトム・ハンクスが演じているタイトルロールの主人公ラリー・クラウンは、大型スーパーマーケットで、売り場のリーダーをつとめる、ごくごく平凡なだけがとり得?!の中年男。そんなラリーが不況でリストラの憂き目にあい、失業してしまうものの、若い頃からスーパーの仕事しかしてこなかったラリーは、ほかに世を渡っていく術を知らない…。
それで年甲斐もなく大学に通い、ソーシャル・スキルなど、人生をやり直すための勉強を始めたラリーは、自分とは境遇が異なり、本来ならば知り合うはずもなかった、同じように落伍者一歩手前のクラスメイトらと出会い、新たな人間関係の連帯を築き、授業にやる気のない女教師のメルセデスと思いもかけない恋に落ちることに…!!


…といった内容で、授業をする気はないわ、生徒のトム・ハンクスに手は出すわで先生失格?!のメルセデスを演じているのは、「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(2008年)の共演者だったジュリア・ロバーツ!!、なので、同映画で、トム・ハンクスとジュリア・ロバーツのシーンをもっと観たい…!!と思った人にはうれしい、2大スターの本格共演作!!というのも、この「ラリー・クラウン」の PR の売り文句となりますね…!!


トム・ハンクスの役の名前が、ズバリ題名になっているあたりが、前述のオスカーに輝いたうちの1本である「フォレスト・ガンプ」(1994年)を連想させる「ラリー・クラウン」のその他の出演者は…、80年代のシットコムのテレビシリーズ「ボッサム・ブラザーズ」で、トム・ハンクスの相棒を演じ、それ以来、親友の間柄のピーター・スコラーリ、前監督作の「すべてをあなたに」にも出演していたブライアン・クランストン、「プライベート・ライアン」(1998年)の共演者のデイル・ダイ、J・J・エイブラムスのテレビシリーズ「アンダーカバーズ」の主演女優ググ・バサ=ロー、「ホミサイド/殺人捜査課」のジョン・セダ、「ザット'70sショー」のウィルマー・バルデラマ、「キャデラック・レコード」(2008年)のセドリック・ジ・エンターテイナー、「ナイト・ミュージアム」シリーズのラミ・マレック、「ハート・ロッカー」(2009年)のマルコム・バレット、「ウェイバリー通りのウィザードたち」で、セリーナ・ゴメスのお母さんのマリア・キャナル・バレーラ、「カラテ・キッド」(2010年)のママ=タラジ・P・ヘンソン、リチャード・ケリー監督の映画のレギュラー俳優のホームズ・オズボーン、「ジャッキー・ブラウン」(1997年)のジャッキー・ブラウン=パム・グリア、メリル・ストリープの娘のグレイス・ガマー、「スター・トレック」の元祖ヒカル・スールーのジョージ・タケイ、そして、トム・ハンクスの奥さんのリタ・ウィルソン!!



…と、おおむね以上のように多彩な顔ぶれが集い、どうやら、主演のトム・ハンクスとジュリア・ロバーツにだけ注目するのではなく、「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」のように、アンサンブル・キャストの妙味も楽しめそうなユニバーサル映画の最新作「ラリー・クラウン」は7月1日から全米公開!!、同日に「トランスフォーマー3 / ダーク・オブ・ザ・ムーン」が封切りなので、興行ランキングで初登場第1位を狙うのは、まず無理ですが、この映画が対象としてるような大人の観客は初日にともかく焦って映画館に駆けつける!!といった、映画の観方はそもそも、しないので、じわじわと数字を伸ばすロングヒットの作品になることが見込まれそうです!!

Oscar winners Tom Hanks and Julia Roberts reunite for a dramatic comedy about how the hard knocks from today’s recession inspire one everyday guy to undergo a personal reinvention: Larry Crowne.

Until he was downsized, affable, amiable Larry Crowne (Hanks) was a superstar team leader at the big-box company where he’s worked since his time in the Navy. Underwater on his mortgage and unclear on what to do with his suddenly free days, Larry heads to his local college to start over. There he becomes part of a colorful community of outcasts, also-rans and the overlooked all trying to find a better future for themselves…often moving around town in a herd of scooters. In his public-speaking class, Larry develops an unexpected crush on his teacher Mercedes Tainot (Roberts), who has lost as much passion for teaching as she has for her husband.

The simple guy who has every reason to think his life has stalled will come to learn an unexpected lesson: when you think everything worth having has passed you by, you just might discover your reason to live.

Release Date: July 1, 2011
Genre: Romantic comedy

Cast: Tom Hanks, Julia Roberts, Bryan Cranston, Cedric the Entertainer, Taraji P. Henson, Gugu Mbatha Raw, Wilmer Valderrama, Pam Grier, Rami Malek, George Takei, Grace Gummer, Rita Wilson, Jon Seda

Directed by: Tom Hanks
Written by: Tom Hanks and Nia Vardalos
Produced by: Tom Hanks, Gary Goetzman




【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA