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  っと以前から紹介したいなぁ…と思いつつ、タイミングを逃して、後回しにしてしまってきた「トイ・ストーリー」のビューティフルなゾーエトロープの映像を、余裕のある週末の朝にお楽しみください…!!









昨2010年の1月末から今年の1月9日にまでかけて、カリフォルニアのオークランド博物館が行っていた、ピクサー・アニメーション・スタジオの歴史を回顧する「ピクサー:アニメーションの25年間」展で、人気を集めていた「トイ・ストーリー」の大変に美しいゾーエトロープを紹介した動画です。ゾーエトロープとは…、「地獄の黙示録」(1979年)の巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督の製作プロダクションの名前としても有名ですが、映画の誕生に先がけて、1834年に発明された、円筒状の輪を回転させることで、その内面に描かれた絵が、あたかも動いているかのように見えるのを売りにした見世物のカラクリのことで、まさに映画の原点となる代物ですね。


ピクサーや、あるいはジブリのアニメ映画ファンの方は、きっとご存知のはずですが、その漢字で言えば走馬灯とも言い換えられるゾーエトロープを、アニメの絵はどうして動いて見えるのか?!の仕組みを、子どもらに理解してもらうには持ってこいと考えたらしいジブリが立体モデルのフィギュアを使ったアイディアで再現し、動画の中にも出てくる三鷹の森ジブリ美術館に展示した「となりのトトロ」(1988年)のゾーエトロープを参考に、ピクサーも真似をして作ったのが、この「トイ・ストーリー」のゾーエトロープです。
最も先端のCG技術で描かれてきた「トイ・ストーリー」のキャラクターのおもちゃたちが、立体造形となり、シンプルに動くさまは愛らしく、ずっと同じ動きでも、観ていて、しばらく飽きません。CIAリーダーのピクサー・ファンのみなさんも、同じように思っていただけたでしょうか…?!




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