クロエ・モレッツちゃんが美少女吸血鬼を演じて、2010年ホラー映画BEST①に位置づけられたマット・リーヴス監督の「レット・ミー・イン」のオリジナル映画である、ヴァンパイア映画史上最高傑作のスウェーデン映画「レット・ザ・ライト・ワン・イン」(2008年)を作ったトーマス・アルフレッドソン監督の最新作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」(もちろん、ジョン・ル・カレ原作/2011年公開予定)の撮影を、トルコのイスタンブールで行っているトム・ハーディ(↑)が地元のローカルTV局の取材に応じて語った発言によれば…、









クリス・ノーラン監督が自らのバットマン・シリーズにピリオドを打つ完結編と銘打っている「ザ・ダークナイト・ライズス」の出演者としては、主人公のダークナイト＝クリスチャン・ベールは当然として、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンといったレギュラー・キャストのほかに出演が正式に決定しているのは、今夏の大ヒット作「インセプション」に引き続き、クリス・ノーラン監督から頼りにされたトム・ハーディただ1人だけで…、そのイチ早くキャスティングされたトム・ハーディが、バットマンと対決する悪役の Dr. ヒューゴ・ストレンジを演じ、偽バットマンに扮するのではないか…？！と、しきりにウワサされていることは、CIAリーダーのバットマン・ファンのみなさんはすでに周知されていることと思います。
しかしながら、上 ↑ のイスタンブールのテレビ局のレポートに答えたトム・ハーディの発言によれば、自分自身もまだ、自分が「ザ・ダークナイト・ライズス」で演じる役柄を知らない…とのことで、まぁ、仮りに実際は知っていたとしても、トム・ハーディの立場としては、まだ本格的に製作がスタートしてもいない超話題作のネタバレにつながるようなことを容易に口を滑らせるわけにはいきませんから、いずれにしろ、知らない…と答えるのは、言わば想定内で、このインタビューのやりとりには、あまり意味のない感じがしないでもありません。

ただし、先月11月にお伝えしたように、クリスチャン・ベールですら、自分が主演するシリーズ最新作の題名が「ザ・ダークナイト・ライズス」に決定したことを知らされないほど、クリス・ノーラン監督の秘密主義は徹底していますから、このトム・ハーディが自分の演じる役を知らない…というのは、そうした経緯に照らすと信憑性があり、トム・ハーディが現時点で何も教えてもらっていない…というのは事実かもしれず、彼が本当のことを語っていないと否定するわけにもいきません…。CIAリーダーのみなさんは、トム・ハーディのインタビューの様子の表情を見て、どのように心中を読まれたでしょう…？！

なお、トム・ハーディが Dr. ヒューゴ・ストレンジを演じるというウワサは、下 ↓ に予告編をアタッチしたバットマンの新しいゲーム「アーカム・シティ」が、同キャラクターを悪役に起用していることを、その根拠のひとつとしています。
どうして、それで根拠になるのか？！の理由は、ゲームの前作「アーカム・アサイラム」の悪役がジョーカーだったからですね…！！



もちろん、トム・ハーディ＝ Dr. ヒューゴ・ストレンジ説は、ゲームの情報と映画の情報を混同したにすぎない…という見方もできるわけですが、ゲームと映画をセットで売りたいワーナー・ブラザースが、それぞれで悪役キャラを違えるとは考えにくく、 ゲームのプロモーションを先行することで、知名度の低い Dr. ヒューゴ・ストレンジのキャラクターを、映画公開前にあらかじめ認知させたい…というのが、ワーナー・ブラザースの狙いかもしれません…。
果たして、トム・ハーディは Dr. ヒューゴ・ストレンジなのか？！、引き続き、Batman News をフォローして下さい！！






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