この「タンタン」シリーズの第1弾の監督はスピルバーグで、ピーター・ジャクソン監督はプロデューサー。そして、第2弾では、ふたりが立場を入れ替え、スピルバーグ監督がプロデューサーで、ピーター・ジャクソン監督がメガホンをとる予定ですが…、ギレルモ・デル・トロ監督の降板により、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのプリクエール「ホビット」(2部作)を自分で作ることになったピーター・ジャクソン監督に、果たして、「タンタン」まで手がける余裕があるのでしょうか？！、なので、もしかすると、第2弾は、ふたりの巨匠をサポートして、この「タンタン」シリーズの脚本家チームに加わってくれたエドガー・ライト監督に、早々とメガホンのバトンがめぐってくるかもしれませんね…！！





言わずと知れた映画の天才のヒットメイカー、スティーヴン・スピルバーグ監督と、大ヒット「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーのピーター・ジャクソン監督という、超人気映画監督のふたりが夢のタッグを結成したのに、製作費を工面することができず、プロジェクトが一時中止に追い込まれたことで大きな話題になった「タンタンとなぞのユニコーン号」(he Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn)が、イギリスの映画メディア、エンパイア最新12月号の表紙に登場し、俳優の演技をモーションキャプチャした、3D-CGのアニメで作られた映画のイメージが初公開されました！！

第二次大戦下のポーランドを舞台に、同胞のユダヤ人を救ったとされる兄弟(のちに末っ子がタチの悪い犯罪者になる)の感動的な実話を描いた戦争映画｢ディファイアンス｣(2008年)のジェイミー・ベルが主演して、タイトルロールの少年新聞記者に扮し、同戦争映画で兄を演じたジェームズ・ボンドAKAダニエル・クレイグの海賊と対決することになる「タンタンとなぞのユニコーン号」は、実際に原作のコミックは読んだことがなくても、そのキャラクターだけは誰もが目にしたことのある、ベルギーの漫画家エルジェの「タンタン」シリーズを映画化したもので、ピーター・ジャクソン監督がエンパイアに語ったコメントによれば…、

“コミックの実写映画化ではふつう、キャラクターに面立ちの似た俳優を起用することになる。
しかし、それでは実際のところ、「タンタン」のコミックでエルジェが描いた特徴的なタッチの雰囲気は何も伝えられない。つまり、別物なんだ。
しかし、CGを駆使することで、エルジェのスタイリッシュにカリカチュアされたキャラクターの顔や、コミックの世界観をありのままソックリのフォトリアルで映像化することができる…！！”

…とのことで、さて、その初公開された、コミックをフォトリアルに映像化したイメージをご覧になって、CIAリーダーのみなさんは、どのような感想を持たれたでしょう…？！


上 ↑ は、ピーター・ジャクソン監督の映画には、必ず出演しなければならない？！常連のアンディ・サーキス＝「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム、もしくは、キングコングが演じている、ユニコーン号の船長ハドックで、ダニエル・クレイグの海賊レッド・ラッカムによって、船を沈められることに…！！
その他の共演者としては、エドガー・ライト監督の作品でもあるだけに、これまた当然？！、サイモン・ペグとニック・フロストのコンビが登場して、笑わせてくれることになります…！！


スティーヴン・スピルバーグ、ピーター・ジャクソン、エドガー・ライトという、ウルトラ人気の3大監督の名前が並ぶことになる注目の3D-CGのモーキャップ・アニメ映画「タンタンとなぞのユニコーン号」は、イギリスをはじめヨーロッパでは、来年2011年10月末から公開ですが、アメリカでは、それから約2ヶ月も遅れて、同年末の12月28日から、映画館にお目見えする予定です…！！

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