先月10月末の興行レポートでお伝えしたように、続編の第2弾がホラー映画の歴史を新たな鮮血で塗り替える新記録のメガヒットになったのですから、パラマウント映画がさらに続きのアクティビティを…！！と、次の獲物を探す行動に出るのは当たり前ですね…！！





自宅で作ったノーバジェットの自主製作ホラー映画「パラノーマル・アクティビティ」(2007年)が、ハリウッド・メジャーのパラマウント映画によって全米公開作品として封切られるという前代未聞の幸運に恵まれて、大ヒットを果たしたばかりか、先月10月22日に全米公開された、プロデューサーをつとめた続編の「パラノーマル・アクティビティ2」が、冒頭のように全米ホラー映画史上の最大のヒット作になってしまった元ゲームデザイナーのオーレン・ペリから直接に連絡を受けたホラー映画サイト B-D の Mr.Disgusting によれば、パラマウント映画がシリーズの続行を決定し、最新作の第3弾の全米公開日を来年2011年10月21日に定めた…！！とのことです。

続編の「パラノーマル・アクティビティ2」は、たったの300万ドルの製作費に対して、現在までに国内で約8,231万ドルを売り上げるヒットになっており、海外でも、それに迫る約7,465万ドルを稼ぎ出して、あわせて約1億5,696万ドルの興行成績を記録していますから、これをわかりやすく円換算してみると…、だいたい約2億5,000万円ぐらいで作った映画が、130億7,080万円以上を稼いでくれたことになるので、映画館の取り分として興行成績の半分をひいた残りの約65億3,500万円ぐらいが、パラマウント・アクティビティのふところに収まった…！！と考えた場合、さらに続編の第3弾を作らないほうがアタマがおかしい！！ということになりますね！！

さて、その製作と全米公開日が正式に決まった「パラノーマル・アクティビティ3」を、誰が監督するのか？！、また、通常の映画とは違ったビデオカメラによる“実際の映像”といったモッキュメンタリー・スタイルを最新作でも貫くのか？！など、最新作の詳細は現時点ではまるで不明なわけですが、オリジナル映画の前日譚であると同時に続編でもあるという絶妙なストーリーの構成をひねり出した「パラノーマル・アクティビティ2」は、容易に続編が作れるように、複数の布石の伏線を張って終わっていますから、ひとまず、それらの続きを物語ることだけは間違いなさそうです。
第2弾を作る時点で、第3弾の話の展開までを含めて考えていたのかもしれませんね。





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