************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


この週末に開催されているニューヨーク・コミック・コンで、今年2010年2月からDCコミックスのチーフ・クリエイティヴ・オフィサーをつとめているコミック作家のジェフ・ジョンズが、同社の人気ヒーローを映画化したワーナー・ブラザース作品「グリーン・ランタン」(2011年6月17日全米公開)の予告編を、いよいよ来月11月19日から世界で同時に封切られる大ヒットシリーズ最終章の前編「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」の冒頭で初公開する…!!と発表してくれたのですが、でも、それはちょっと同時におかしな問題を抱えてしまいました…!!




それと言うのも、下 ↓ にアタッチしたワーナー・ブラザースの緊急プレスリリースのように、そもそも2Dで撮影した「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」を、3D映画に変換するコンバートの作業が間に合わず、高画質の望ましいクォリティでの3D上映ができないことから、フェイク3D映画としてファンをガッカリさせてしまうため、当初に予定されていた3D映画としての公開を、ワーナー・ブラザースが急遽、断念してしまったからです。

「グリーン・ランタン」の予告編を、「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」の冒頭にアタッチして初公開する…!!というのは、まぁ、「ハリポタ」のファンとコミックヒーロー映画のマニアとの間にはズレがあるので、そういう視点からは、そもそも完璧なマッチングではないわけですが、とりあえず、3D映画の予告編は3D映画にくっつけて、キチンと3Dで観てもらうべきであるセオリーに則り、大ヒット必至の3D映画の「ハリポタ」に便乗して、「グリーン・ランタン」をデビューさせよう…!!というワーナー・ブラザースの考えは、全然まちがっていないでしょう。
しかし、その「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」が3D映画でなくなったとすると、勢い「グリーン・ランタン」の予告編も2Dで観てもらうしかなく、予告編の中身はわからないものの、3D映画としての同映画の魅力を存分に伝えられるのか?!、少し疑問の声があがっています…。

ならば、ワーナー・ブラザースは、「ハリポタ」の冒頭という絶好の機会をあきらめて、別の同社の3D映画に「グリーン・ランタン」の予告編をくっつければいいのですが…、そうなると、CIAファンページの方で、先日、予告編をご覧いただいた、12月17日全米公開の実写とCGをハイブリッドしたガキ映画の「クマゴロー(ヨギ・ベア)」の冒頭でコミックヒーロー映画の超大作「グリーン・ランタン」の予告編を世界初公開!!という、ワーナー・ブラザースの人はまったく笑えないけれど、第三者からすれば、マヌケでおもしろい選択しか、年内は残されていないことになります…!!(笑)


なので、ワーナー・ブラザースのエラい人たちは、「クマゴロー(ヨギ・ベア)」ではなぁ…というタメ息をつきながら、3D映画の「グリーン・ランタン」の予告編を、引き続き、2D映画の「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」の冒頭にアタッチするしかない…という矛盾した決定を下したはずで…、「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」を観に行かれた際に、「グリーン・ランタン」の予告編が始まったなら、どうぞ、そうしたワーナー・ブラザースの社内事情を想像して、CIAリーダーのみなさんだけ、ほくそ笑んでください…!!



ヨギ・ベアの予告編をあらためてアタッチしておきます!!





For Immediate Release

Statement from Warner Bros. regarding “Harry Potter and the Deathly Hallows ? Part 1:”

Warner Bros Pictures has made the decision to release “Harry Potter and the Deathly Hallows ? Part 1” in 2D, in both conventional and IMAX theaters, as we will not have a completed 3D version of the film within our release date window. Despite everyone’s best efforts, we were unable to convert the film in its entirety and meet the highest standards of quality. We do not want to disappoint fans who have long-anticipated the conclusion of this extraordinary journey, and to that end, we are releasing our film day-and-date on November 19, 2010 as planned. We, in alignment with our filmmakers, believe this is the best course to take in order to ensure that our audiences enjoy the consummate “Harry Potter” experience.

Producer David Heyman said, “For 10 years, we have worked alongside Alan Horn and the studio, whose priority has always been to preserve the integrity of Jo Rowling’s books as we have adapted them to the screen, and this decision reflects that commitment.”

Director David Yates continued, “This decision, which we completely support, underscores the fact that Warner Bros. has always put quality first.”

As scheduled, on July 15, 2011, we will deliver to conventional and IMAX theaters our final installment of the film franchise, “Harry Potter and the Deathly Hallows ? Part 2,” in both 2D and 3D formats.





【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA