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イギリスで今月10月29日公開なのに、その約3週間前になって、ようやく、予告編をリリース…という、遅まきながらの事態から、CIAリーダーのみなさんは、いったい、何を察知することができるでしょう…?!







今年2010年3月に初公開の写真をご覧いただいた、ジョン・ランディス監督の最新作「バークとヘア」が、ついにリリースした待望の予告編です…!!
「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)や、「ホット・ファズ」(2007年)などで人気のサイモン・ペグが、いつもの相棒ニック・フロストではなく、「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーのゴラムことアンディ・サーキスとコンビを組んで主演した本作は、1827年から翌1828年にかけて、墓場を荒らしては、その死体を解剖用の教材として医学校に売りつけていたウイリアム・バークとウイリアム・ヘアが、さらに欲をかいて、もっと“商品”の死体を手に入れようと、自分たちの手で約17名もの人を殺害して、“仕入れ”を行ったと言われる連続殺人事件の実話を映画化したブラック・コメディです。


「ブルース・ブラザース」(1980年)は言うにおよばず、「ケンタッキー・フライド・ムービー」(1977年)や、「アニマル・ハウス」(1978年)といった傑作コメディ映画を発表してきた、伝説的な笑いの達人ジョン・ランディス監督が約12年ぶりにメガホンをとり、サイモン・ペグと新作映画を作る…!!ということで、昨2009年夏の製作発表から、映画ファンの注目を集めてきた「バークとヘア」ですが、予告編をご覧になっての印象は、そうした世間の期待に充分、応じられていると、CIAリーダーのみなさんは納得できたでしょうか…?!
もちろん、予告編の出来栄えが散漫なだけで、実際の本編を駄作と早急に結論づけてはいけないわけですが、それにしては冒頭に記したように、この映画をイギリスで配給するエンタテインメント・フィルム・ディストリビューターズのやる気のなさは、いったい、どういうことなのか…?!
よって、今のところ、北米での公開予定もない「バークとヘア」は、いずれDVDレンタルで…と思っておくのが無難かもしれませんね。
共演者は、来年2011年1月に日米で公開される「グリーン・ホーネット」で、主役のセス・ローゲンの父ちゃんを演じてるトム・ウィルキンソン、「ロッキー・ホラー・ショー」(1975年)のティム・カリー、そして、お買いもの中毒のアイラ・フィッシャーといった人たちです。

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