************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


この映画での相棒はニック・フロストではなく、ご覧のようにゴラムです…!!


本当に爆笑できる数少ないコメディ映画の1本である大傑作「ケンタッキー・フライド・ムービー」(1977年)や、伝説的コメディアンのジョン・ベルーシが主演した「ブルース・ブラザース」(1980年)に「アニマル・ハウス」(1978年)、それから「サボテン・ブラザーズ」(1986年)といった名作バカ映画の笑いの巨匠として、主に80年代に活躍したジョン・ランディス監督が、1998年に発表した「ブルース・ブラザース2000」以来となる、本格的な映画監督復帰作の「バークとヘア」のオフィシャル・フォトを、イギリスの映画マガジン、エンパイアが初公開してくれました…!!

近年はテレビのホラーシリーズのエピソードを監督したり、ドキュメンタリー作品を作っていたジョン・ランディス監督が、「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)や、「ホット・ファズ」(2007年)などで人気のエンタープライズ号のクルー、サイモン・ペグと、「ロード・オブ・ザ・リング」トリロジーに続き、ギレルモ・デル・トロ監督の「ホビット」でも、またゴラムを演じてくれるアンディ・サーキスを主演コンビに迎えた「バークとヘア」は、1827年から翌1828年にかけて、少なくとも17名を殺害したほか、墓場を荒らすなどし、多数の死体を解剖用の教材として医学校に売りつけたウイリアム・バークとウイリアム・ヘアによる連続殺人事件を映画化したブラック・コメディです。

医療の発展に貢献した?!バークさん(左)とヘアさん(右)!!


まぁ、これまでにもすでに、こうした撮影中のスパイ・フォト(←)が様々なメディアで紹介されていたので、サイモン・ペグがバークに、そして、アンディ・サーキスがヘアに扮した姿を見かけるのは、トップのエンパイアの写真が初めてではないのですが、さすがに公式フォトだけに、どうやら墓荒らし中のふたりの様子を撮らえ、映画のイメージをよく伝えてくれています。
この「バークとヘア」の脚本を執筆したのは、「GOAL! 3/ワールドカップの友情」(2009年)のピアーズ・アシュワースと、ジェマ・アータートンが注目されるキッカケとなった学園アイドル映画「セント・トリニアン」シリーズのニック・ムーアクロフトです。
共演は、「ウディ・アレンの夢と犯罪」(2008年)が日本公開中のトム・ウィルキンソンに、ティム・カリー(「ロッキー・ホラー・ショー」1975年)、そして、先ごろ、ボラットと結婚したらしいお買いもの中毒のアイラ・フィッシャーです。


ジョン・ランディス監督は、やはり、イギリスを舞台にした「狼男アメリカン」(1981年)で、ホラーとコメディの中間をいく絶妙のバランス感覚をみせていましたから、サイモン・ペグとアンディ・サーキスという芸達者のふたりを迎え、まさにこの「バークとヘア」はスクリーンに本格復帰を飾ることのできる作品に仕上がりそうですね…!!
イギリス映画の「バークとヘア」は、イギリス国内で今年2010年後半の公開が予定されています。


サイモン・ペグとアンディ・サーキスが主演コンビというだけでも、映画ファンには観逃せない「バークとヘア」ですが、特に映画に興味のない人にはピンとこないふたりの名前なので、日本ではストレートにDVDショップに登場…?!とも相成りそうなので、とりあえず、こういう映画があることを覚えておきましょう…!!



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