************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


トンデモ映画の超カルト作として、一部の映画マニアから好奇の支持を集めている「ファウンテン/永遠につづく愛」(2006年)のコンビが復活するかもしれません…!!



Deadline NY のマイク・フレミングが伝えたところによれば、公開前に映画がインターネットに流出した海賊版事件が大きな騒動になった「X-MEN/ウルヴァリン」(2009年)の続編のメガホンをとる監督として、主演のローガンことヒュー・ジャックマンが、「ザ・レスラー」(2008年)でミッキー・ロークを完全復活させた天才ダーレン・アロノフスキー監督を希望しているそうです…!!

この「ウルヴァリン2」の監督候補としては、すでに先々週末から、全米で今夏、「トワイライト・サーガ/エクリプス」を大ヒットさせた、「トワイライト」嫌いで有名なデヴィッド・スレイド監督と、今秋10月15日から全米で封切られる、モーガン・フリーマンや、ブルース・ウィリスらが主演のアクション映画「レッド」の前評判が高いロベルト・シュヴェンケ監督(「タイムトラベラーズ・ワイフ/きみがぼくを見つけた日」2009年)の名前があがっていました。
それでヒュー・ジャックマンは、先の週末に、現在撮影中のディズニーの近未来SFのロボット・ボクシング映画「リアル・スティール」(2011年11月18日全米公開)のロケ先で、その両者と面談を持ったそうで、結果的にロベルト・シュヴェンケ監督は辞退することになりましたが、それとは別に、ヒュー・ジャックマンはダーレン・アロノフスキー監督にもコンタクトをとり、「ウルヴァリン2」の監督を打診しているそうです。
「π(パイ)」(1997年)や、「レクイエム・フォー・ドリーム」(2000年)といった、ダーレン・アロノフスキー監督が“天才”と呼ばれる所以の過去のカルトな作品や、また、先々週の木曜日に予告編を紹介したナタリー・ポートマン主演のサイコ・スリラー映画「ブラック・スワン」(アメリカ12月1日限定公開)などの作風からすれば、同監督が「X-MEN」シリーズのメガホンをとる…!!というのは、何ともミスマッチな感じですが、日本が舞台になる予定の最新作「ウルヴァリン2」は、日本女性のマリコとローガンのラブストーリーを描く恋愛映画の側面を持っているので、ヒュー・ジャックマンはもしかすると、冒頭に記したダーレン・アロノフスキー監督とのコンビ作「ファウンテン/永遠につづく愛」では製作費が足りず、未消化だった“永遠に続く愛”のテーマを、再び、ダーレン・アロノフスキー監督と組んで、「X-MEN」シリーズの中で完成させよう…!!と思ったのかもしれません?!

しかしながら、本シリーズは、前作となる「X-MEN/ウルヴァリン」に、名作「ツォツィ」(2005年)でアカデミー賞の最優秀外国語映画賞を受賞したギャヴィン・フッド監督という、アートハウス系の作家を起用したことが裏目に出て、コミックヒーローのアクション映画としてはキレを欠き、興行的には、まずまずの成功をおさめたものの、内容の評価では、失敗作の烙印を押されてしまいました…。


その前例の轍を踏まえると、「X-MEN」シリーズを製作・配給する20世紀FOXがまた、アートハウス系の映像作家であるダーレン・アロノフスキー監督を、ブロックバスター映画のエンターテインメント作品でなければならない「ウルヴァリン2」の監督に起用するとは考えがたく、サマームービーとしては格安の約6,800万ドルの製作費で、「トワイライト・サーガ/エクリプス」の主演トリオの高いギャラと、VFXの費用をすべてまかない、アクション・シーンを手堅くまとめて、効率のよいビジネスを成功させたデヴィッド・スレイド監督が、やはり適任者として、一日の長がありそうだ…と、このニュースを伝えたマイク本人のみならず、反応記事をアップした多くの映画サイトや、映画ブログでも同様の分析の見方を示しています。
ただし、ヒュー・ジャックマンが主演しないことには始まらない「ウルヴァリン」シリーズのすべての決定権は、実質的にはウルヴァリンの爪が握っているも同然なので、ヒュー・ジャックマンの鶴のひと声で、親交の深いダーレン・アロノフスキー監督が抜擢される可能性は否定できません。

さて、CIAリーダーのみなさんは、お金が儲かるのならば、大キライで興味のない「トワイライト」でも、プロの職人として仕上げるデヴィッド・スレイド監督と、お金のために映画は作らない芸術家肌のダーレン・アロノフスキー監督という、正反対の候補のどちらが、「X-MEN/ウルヴァリン2」のメガホンをとればよいと思われるでしょう…?!





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