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昨日、予告しておいた通り、ザック・スナイダー監督のカミさんで、プロデューサーのデボラさんが、「サッカーパンチ」の予告編をオンラインで初公開してくれました…!!、想像以上にスゴイことになっていました…!!






「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)で、ゾンビを走らせたザック・スナイダー監督が、「ウォッチメン」(2009年)に続く野心作として、初めてオリジナル企画のストーリーに挑んだ「サッカーパンチ」の予告編を、製作・配給のワーナー・ブラザースが初公開しました…!!
1950年代を舞台に、まま父によって、精神病院にぶち込まれた主人公のベイビードールが、ロボトミー手術で人格を破壊される前に、ほかの患者の女の子たちと一緒に脱走するべく、戦いを開始する本作は、その脱出に必要な5つのアイテムを、ベイビードールのイマジネーションが創りだす別世界で集めるという、現実とファンタジーがリンクした、ちょっと不思議な展開のバイオレンス・ファンタジー映画です。

と、そのようにプロットを伝えられても、いったい、どういう作品なのか?!、そのイメージがつかみきれなかったと思いますが、初公開の予告編を観ると、先週末の土曜日(24日)に紹介したキャラクター・ポスターの背景で窺がえた、多彩に異なる世界観が、ザック・スナイダー監督らしいスタイリッシュなビジュアルで、たたみかける様に、ゴチャ混ぜに描かれており、あらためて、「サッカーパンチ」はとても、おもしろそうな映画だ!!と、期待をさらに膨らませてくれています…!!
が、同時に、1本の映画の中で、このように複数のジャンルに跨ることは、最終的に完成する作品のまとまりがつかず、散漫な印象の消化不良に陥る可能性も高いだけに、大失敗作に仕上がるリスクも感じさせています。
そんな大変、ユニークな「サッカーパンチ」については、そうした正反対の観方が出来ることから、サンディエゴ・コミック・コンでの反応も相半ばだったようで、素直に、スゴイ!!、おもしろそうだ!!と期待する歓声と、人気のゲームや、コミック、また、タランティーノ映画?!のウケのよい要素を無理に詰め込んだようで、あまり感心しない…という冷めた意見もささやかれています…。


この「サッカーパンチ」の全米公開は来年2011年3月25日で、封切りまでに、まだかなり間があるにも関わらず、サンディエゴ・コミック・コンで映像を初公開した後、こうして、そのすぐ週明けに予告編をネットで一般公開…!!というのは、ちょっと異例の早さとも言えるプロモーションのペースで、本来ならば、せめて秋ぐちまでは本編映像を封印し、「サッカーパンチ」がコミコンで観せた映像はスゴかった…ッ!!という口コミを、ワーナー・ブラザースは広めたかったのでは…?!と憶測しますが、前述のように、映像の内容が多岐なジャンルにまたがっていて、とても、それらを言葉や、文章ではうまく説明しきれず、ともすれば何を言っているのか?!、ピンとこない陳腐に受け止められる可能性があることや、前述のように、否定的な見方もないわけではないことから、人気のザック・スナイダー監督作品として、自信のあるワーナー・ブラザースは、こうして早々と予告編を披露し、一気に「サッカーパンチ」の話題を広める策に打って出たのではないでしょうか…?!
果たして、ついに初公開された「サッカーパンチ」の予告編を観た印象として、スゲー!!、観たいものが全部つまっている!!という好評価と、何か、訳がわからん…という混乱のどちらの意見を、CIAリーダーのみなさんは周囲の人に伝えてくれるのでしょう…?!


ひとまず、話題になることは必至の「サッカーパンチ」を、女子の体臭で満たしてくれている脱出戦闘部隊のみなさんは、エミリー・ブラウニング=ベイビードール、ヴァネッサ・ハジェンズ=ブロンディー、ジェイミー・チャン=アンバー、ジェナ・マローン=ロケット、アビー・コーニッシュ=スウィート・ピーです。
主役の世にも不幸せなエミリー・ブラウニングによれば、最初はとうてい、自分たちのような女の子に、過激バイオレンスのアクション映画は無理だ…と不安だったそうですが、撮影前に、アメリカ海軍の特殊部隊、ネイビーシールズで約3ヶ月間も特訓を積み、戦える自信の闘争本能が沸いてきたそうです…!!



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