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それぞれのキャラクター・ポスターの背景には、ザック・スナイダー監督が“暗黒のアリス・イン・ワンダーランド”と呼ぶ「サッカーパンチ」に登場する別世界の風景が描かれていて、どういったアクション場面が展開されるのか?!、想像をかき立ててくれています…!!、ぼくのお気に入りのポスターは、アビー・コーニッシュのスウィート・ピーで、どうやら、彼女は、「ロード・オブ・ザ・リング」のような世界に飛び込んで戦ってくれるようです…!!
みなさんも自分の好きな世界観のキャラクター・ポスターを決めてください…!!



ちょうど1週間前の先週の土曜日(7月17日)に、初公開された写真を紹介し、昨日(23日)はフィギュアの写真をご覧いただいた、ザック・スナイダー監督の最新作「サッカーパンチ」を製作し、配給するワーナー・ブラザースが、セクシーでカッコいい女子戦闘部隊のキャラクター・ポスターをリリースしてくれたので、お楽しみください…!!
「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)、「300」(2007年)、「ウォッチメン」(2009年)など、男映画系のアクション・ムービーの傑作を発表し続けているザック・スナイダー監督が、メイン・キャストに女優ばかりを起用したダーク・ファンタジー「サッカーパンチ」は、1950年代を舞台に、精神病院にぶち込まれた女の子たちが脱走を試みる現実と、主人公のベイビードールが作り出す妄想?!の別世界での戦いがリンクするといった構成になっています。


精神病院の患者の女の子が作り出す妄想?!と言えば、何だか、やばすぎる映画のような感じがしますが、ウィノナ・ライダーが主演し、アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した「17歳のカルテ」(1999年)が、やはり、精神病院にぶち込まれた女の子たちの物語で、同映画が舞台としていた1960年代には、女性の言動に従順な社会規範が求められすぎていたことから、ふとした心のつまずきを抱えたり、他人と大きく異なる意見を述べただけでも、心の病いと深刻に受けとめられ、そうした言動に対するお仕置き?!として、入院させられるようなことがあったらしい、当時の世相を少し窺い知ることができます。
「17歳のカルテ」の原作として、スザンナ・ケイセンが執筆した著書の邦訳本(草思社)は、「思春期病棟の少女たち」といった、より適切な印象のタイトルなのですが、「サッカーパンチ」の背景が、前述のように1950年代という半世紀以上も前の過去であることを踏まえると、女子戦闘部隊のセクシー・ソルジャーのみなさんも、思春期病棟の少女たちといった風な状況かな…?!と思うほうがふさわしいのかもしれません。
ただし、「サッカーパンチ」の女の子たちが病院から逃げ出す理由は、脳にメスを入れ、外科的に人格を変化させるという、人権を大きく損なう可能性が高いとして、現在では、まず行われることがないロボトミー手術を施されてしまうからなので、舞台となる精神病院は、かなり怖いところのようです…。
と、「サッカーパンチ」の映画の醍醐味の本題からは少し離れて、その周辺の事情について記しましたが、モラル的に批判されかねない設定なので、同じように精神病院を舞台にした「シャッターアイランド」(2010年)と同じく、時代設定が現代とは違うんですよ…ということに、あらためて着目しておくことにしました。

で、上 ↑ のキャラクター・ポスターは、金髪じゃないのに、ブロンディーという役名で登場する、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのヴァネッサ・ハジェンズです!!、背後に複葉機やら、飛行船やらが飛んでいて、彼女は第一次世界大戦真っ最中といった感じです!!
そして、下 ↓ は、全米で現在ヒット中のアダム・サンドラー主演のコメディ映画「グロウナップス」にも出演しているチチですが、相変わらずパンツ丸見えの彼女は、巨大ロボットを迎え撃ってくれるようです…!!



上 ↑ は、「プライドと偏見」(2005年)では、キーラ・ナイトレイの妹で、「イントゥ・ザ・ワイルド」(2007年)では、エミール・ハーシュの妹だったジェナ・マローンのロケット!!
下 ↓ は、「ウォッチメン」に引き続き、ザック・スナイダー監督の映画に登場するシルク・スペクター一世AKAカーラ・グギノが演じるマダム・ゴースキー!!




↑ 最後は、世にも不幸せなエミリー・ブラウニングが演じる主人公のベイビードールですが、セーラー服の彼女は、「キル・ビル」みたいな世界で、「お姉チャンバラ」に挑戦してくれるようです…?!

アニメ映画に初挑戦した、フクロウ版「300」の「ガフールの伝説」が、日米で今秋、封切られるザック・スナイダー監督の実写映画の最新作「サッカーパンチ」は、ポスターに書いている通り、来年2011年3月25日から全米公開!!、いろんなワンダーランドで戦いをくり広げるだけに、1本で5本ぶんぐらい楽しめそうな?!、超期待作です!!

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