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「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999年)や、「REC」(2007年)のように、本当の出来事らしさを装った、いわゆる、やらせドキュメンタリー・スタイルのモッキュメンタリー・ホラー映画の最新作なのですが、その手の映画としては、昨2009年に「パラノーマル・アクティビティ」(2007年)が大ヒットした記憶が鮮明だけに、またか…といった感じで、観客はもう、喜々として騙されてはくれないかもしれません…!!





昨2009年11月に「コットン」という題名で写真を紹介したモッキュメンタリー・ホラー映画を、「コットン」では意味がわからないので、配給のライオンズゲートが「ザ・ラスト・エクソシズム」という、悪魔祓いの映画であることが即座にわかる題名に変え、初公開した気味の悪い予告編です…!!
「イングロリアス・バスターズ」(2009年)のバット野郎ドニー・ドノウィッツがプロデューサーをつとめた本作の内容はカンタンで、狂信的に宗教を信じるがあまり、心や健康の不都合を悪魔のせいにする信者のため、これまでに計47回も慰めとして、形式的な悪魔祓いを行ってきたコットン牧師が、そうしたインチキまがいのようなことはもうやめようと、悪魔祓いの実態を伝えるため、ドキュメンタリーを作る目的でカメラ・クルーをともない、最後の悪魔祓いの儀式に臨んだところ、それはいつもの悪魔祓いではなかった…!!というわけで、思惑がはずれたコットン牧師は引き返せない悪魔との闘いに臨むことになってしまいます…!!
モッキュメンタリー映画としては、あまり顔の売れた有名な俳優は使えないので、主演のコットン牧師は、テレビ俳優のパトリック・ファビアン。悪魔だか、悪霊だかにとり憑かれた娘ネルは、無名の女優アシュレイ・ベル(↓)です。


この「コットン」あらため、「ザ・ラスト・エクソシズム」を作った監督は、おととし2008年の春に紹介した、ノーバジェット(超低予算)の悪趣味なモッキュメンタリー映画「ネセサリー・デス」(A Necessary Death=不可欠な死)で、賛否を集めたドイツ出身のダニエル・スタム。映画学校の学生がネットで自殺志願者を募り、その人物が死ぬまでを追って、記録するドキュメンタリー映画のメイキング・ビデオという設定の、二重にモッキュメンタリーの作品でした。
同映画がキッカケで、イーライ・ロス監督とコラボすることになったわけですが、冒頭に書いたように、この「ザ・ラスト・エクソシズム」は、ちょっと完成まで手間取りすぎで、他の作品に先を越され、タイメングを逃して、二番煎じになってしまった感が否めません。



悪魔に憑かれる娘に扮し、鬼気迫る演技を披露したアシュレイ・ベル24歳は充分にガンバッていると思いますが、それでも元祖悪魔祓い映画「エクソシスト」(1973年)のように、もっと少女の設定にした方が、より怖かったのでは…?!とツッコまれている「ザ・ラスト・エクソシズム」は、今夏8月27日から全米公開です…!!



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