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おとついの金曜日(4月2日)に初公開の写真を紹介した時、お約束しておいたシリーズ最新作「バイオハザード4/アフターライフ」が世界で初めて披露した予告編を、日本最速で CIA がお届けします…!!





シリーズ最新作「バイオハザード4/アフターライフ」を配給するソニー・ピクチャーズ傘下のスクリーン・ジェムズが、サンフランシスコで行われているオタク・カルチャーの祭典ワンダーコンで世界初公開した注目の予告編です!!
予告編の中で、わざわざ、ジェームズ・キャメロン監督が開発し、「アバター」(2009年)で使用したのと同じフュージョン・カメラ・システムで撮影した…といった風に書かれているのは、アメリカでは昨日となる4月2日(金)に、ワーナー・ブラザースが封切ったリメイク版「タイタンの戦い」が、フツーの2Dカメラで撮影した映像を、後から仕上げの段階で3Dに変換のコンバートを行った“フェイク3D”であるため、画面に奥行きがなく、まるでスタンディーの看板のような平面?!のサム・ワーシントンがスクリーンからテケテケとシャシャリ出てくる…?!と不評なのに対して、この「バイオハザード4/アフターライフ」はそうではなくて、三次元ステレオ映像を作りだせる、ちゃんとした3Dカメラで撮影した本当の3D映画ですよ…!!と、3Dカメラで撮影した本当の3D映画か、どうか?!にこだわり始めた観客へのメッセージとなっているわけですね。
ただし、本作はその3D映像の仕上げに手間取り、予定していた今夏8月の封切りを一度、来年2011年1月に延期しました。しかし、その時期に利用できる3Dシアターの数が限られていて、3D映画であることの興行的メリットを最大限に活かせないことから、再び、今年9月に前倒しされました…。そういった辺りの事情から、3D化の手抜き?!がされていなければいいのですが…。
3D映画として現在、最も優れた作品と言われているのは、パラマウント/ドリームワークスのCGアニメ「ヒックとドラゴン」(8月7日公開)で、その「アバター」をしのぐ出来栄えが大絶賛されています。
「ヒックとドラゴン」の成功は、観客があたかも自分が主人公のヒックになって、ドラゴンの背中に乗り、空を飛んでいる浮遊感を、「アバター」よりも見事に3Dで表現できた…ということなのですが、「バイオハザード4/アフターライフ」は、予告編の中で、ニンジャみたいなミラ・ジョヴォヴィッチが投げた手裏剣?!がこっちに向かって飛んできたりなど、ちょっと前のホラー映画のようなギミックのビックリ箱の仕掛けとして、ソニー・フュージョン・3Dカメラシステムが使われたような感じがなくもありません。


しかし、冒頭の「2012」(2009年)のように廃墟となったロサンゼルス?!の上空を、アリスが操縦しているらしい?!飛行機が飛んでいくところや、中盤の集団で脱走するシーン?!など、現実には体験することのできない近未来のアポカリプス・ワールドに、3Dのメガネを通して飛び込めるのであれば、この「バイオハザード4/アフターライフ」の3D化も大成功で、ヒットは確実となりそうです。でも、パッと観た感じでは、VFXはまだ完璧と言える段階ではなさそうで、ワンダーコンに合わせて、急いで予告編をまとめ、ひとまず、ご覧にいれました…ということなのかもしれません。
宿敵のアンブレラ社との最終決戦にして、新たな戦いのトリロジーの幕開けの第1作めと言われているシリーズ最新作「バイオハザード4/アフターライフ」は、9月10日から日米同時公開の予定です!!

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