************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ヴァニティ・フェアが先ごろ、CBSの人気ニュース番組「60ミニッツ」と共同で、全米の成人の1%以上を対象に、テレビ視聴傾向を探ったアンケートによれば、アメリカの大人が最も好む映画は、クリント・イーストウッドが主演する西部劇だったことがわかり、あらためて、全米で最も幅広く愛され、尊敬を集めている大スターであることが確認されたクリント・イーストウッドの映画人生を集大成したDVDセットが発売されました…!!




テレビシリーズ「ローハイド」(1959年~1965年)で注目を集め、黒澤明監督の名作「用心棒」(1961年)をパクッたマカロニ・ウェスタン「荒野の用心棒」(1964年)で映画スターに転進したクリント・イーストウッドが、その主な活躍の舞台としたハリウッドのメジャースタジオの中の真のメジャー、ワーナー・ブラザースで主演または監督した映画34作品と、映画評論家で、ドキュメンタリー映画作家でもあるリチャード・シッケルが監督をつとめたクリント・イーストウッドの映画人生のドキュメンタリー「イーストウッド・ファクター」を収めた計35作品の豪華DVDセット(180ドル)が、アメリカでは今日となる16日(火)にリリースされました…!!
上 ↑ の動画は、その豪華DVDセットのプロモーションのための予告編ですが、イーストウッドの有無を言わせぬ代表作「ダーティハリー」(1971年)から、「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年)、「マディソン郡の橋」(1995年)、「スペース・カウボーイ」(2000年)、「センチメンタル・アドベンチャー」(1982年)、「ミスティック・リバー」(2003年)、結末で涙がとまらない「グラン・トリノ」(2008年)に、最新作の「インヴィクタス」(2009年)、それに、あぁ、オランウータンと共演してたよなぁ…と懐かしい想いがする「ダーティファイター」(1978年)など、イーストウッドの過去の名作・珍作?!が次々と映し出され、クリント・イーストウッドのファンには胸に迫るものがあります…!!
このクリント・イーストウッド集大成の豪華DVDセット「クリント・イーストウッド:ワーナー・ブラザースでの35年間と35本の映画」は、追って日本版もリリースすると、ワーナー・ブラザースはプレスリリースに明記しているので、生涯をイーストウッドと過ごしたいマニアの方は絶対に手に入れなければなりませんが、ただ1点、気になるのは、これがDVDであって、Blu-ray ではないところ…。
このセットに収録されている最も初期の映画「荒鷲の要塞」(1968年)といった古い映画を、Blu-ray の高画質では再生できない…という事情もあるのでしょうが、いずれ、そうしたクラシック作品もHD化されていくのはまちがいないので、う~ん…、ちょっと待ったほうがいいかも…?!というのが悩みどころですね。
今や、ハリウッドの伝説を背負う最後の大スターとも言えるクリント・イーストウッドの最新作は、前作の「インヴィクタス」に引き続き、マット・デイモンを起用して、初めてホラー・ジャンルに挑むスーパーナチュラルな心霊映画の監督作「ヒアアフター」で、全米では今年2010年末の12月に公開の予定です。
で、下 ↓ は、今月2月初めにロンドンで行われた「ヒアアフター」の撮影風景です。クリント・イーストウッド79歳はまだまだ現役で頑張ります…!!







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