************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


メル・ギブソンが約6年ぶりに主演俳優に復帰したサスペンス映画「エッジ・オブ・ダークネス」が、今週末29日(金)から全米公開されるマーティン・キャンベル監督が、同映画に引き続き、ワーナー・ブラザースでメガホンをとるDCコミックスの人気ヒーローの映画化「グリーンランタン」に登場するキャラクターは、かなりリアルな雰囲気になりそうです…!!


上映時間の94分間のほぼ全編が棺おけの中だけで展開されるという実験的な生き埋め映画「ベリード」が、サンダンス映画祭で喝采をあびたライアン・レイノルズがスーパーヒーローを演じる最新作「グリーンランタン」に登場するキャラクターのコンセプト・アートが、COSMIC BOOKNEWS.com と、原作コミックのファン・サイト Green Lantern Corps の掲示板に出現しました…!!


宇宙の平和を守る警察機構のグリーンランタン・コーズが存在しているという世界観の本作に登場する、左上 ↑ の紫キャベツみたいな顔色のキャラクターは、セクター2814のグリーン・ランタンを務めていたウンガラ星人のアビン=サーです。
闘いで負傷し、地球に不時着したアビン=サーの持つグリーンランタンのパワーリングが、ライアン・レイノルズのハル・ジョーダンに託され、映画の物語が始まることになります。その様子は以前、ココで紹介した並々ならぬ努力で作られたフェイクの予告編で描かれていましたね。で、アビン=サーの隣りの、頭に背びれが生えたキャラクターは、スーパーマンのふるさとである惑星クリプトンを含むセクター2813の平和維持の監視にあたっているトマー・レで、アビン=サーの親友です。トマー・レは新人グリーンランタンの教育トレーニングを担当していて、リングの力を使いこなせないハル・ジョーダンを指導し、親交を深めて、ヒーローの支えとなっていくことになります。そして、下 ↓ のいかついキャラクターは、その外見に似合わず、知性派の科学者であるキロウォグです。彼も新人グリーンランタンの教官を務め、ハルを指導することになります。


これらのコンセプト・アートでリアルに描かれたエイリアンのキャラクターを忠実にスクリーンに実写で再現するSFXの作業を、マーティン・キャンベル監督は、SPI(ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス)に依頼しています。
同社はソニー・ピクチャーズ傘下なので当然、代表作は「スパイダーマン」シリーズですが、その他に「ウォッチメン」(2009年)や、「スーパーマン・リターンズ」(2006年)など、これまでにもヒーロー映画でリアルな質感のSFXイメージを作りだしてきた定評のあるプロダクションです。ローランド・エメリッヒ監督の大災害映画の集大成「2012」(2009年)も、ソニピの映画なので、このSPIの仕事でした。
そのSPIで、ワーナー・ブラザース作品の「マトリックス」シリーズや、「アイ・アム・レジェンド」(2007年)などを担当してきたジム・バーニーが、「グリーンランタン」のSFXスーパーバイザーをつとめ、「Dr.パルナサスの鏡」が日本公開中のケント・ヒューストン、また、ローランド・エメリッヒ監督の「GODZILLA」(1998年)、「デイ・アフター・トゥモロー」(2004年)、「紀元前1万年」(2008年)などを担当してきたカレン・E・グーレカスも、本作のSFXスーパーバイザーとして名を連ねています。
撮影開始がいよいよ来月2月に近づいてきたことで、かなり具体性が増し、充実してきた「グリーンランタン」の悪役ヘクター・ハモンドを演じるのはピーター・サースガード。また、後に悪役に転じますが、第1作めでは主人公のハル・ジョーダンを導くメンターの味方だと思われるシネストロはマーク・ストロング。で、やっぱり、後に悪役のスターサファイアに転じるはずですが、第1作めでは恋人のヒロイン、キャロル・フェリスは「ゴシップガール」ブレイク・ライブリーです。
マーティン・キャンベル監督がMTVのインタビューで明かしたところによれば、「グリーンランタン」の映画のかなりの部分が宇宙を舞台にしているそうなので、上 ↑ のコンセプト・アートのエイリアン・キャラたちの出番は多そうですね…!!
ワーナー/DCのコミックヒーロー映画の超大作「グリーンランタン」は、来年2011年6月17日から全米公開の予定です。ライアン・レイノズは、同時期公開の「ソー」や「キャプテン・アメリカ」といったマーベル陣営のヒーロー映画に立ち向かわなければなりません…!!

映画「グリーンランタン」の過去の情報は、サイドバーのカテゴリーから「グリーンランタン」を選んで、参照してください。





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