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第15位(初) 「ワイルド」(???ドル)
       $630,000-(21館/$30,000)-$677,000


ワイルド予告編


アメリカの南の果てのメキシコの国境と北の果てのカナダの国境との間を縦走する約1,100マイル=1,770Km もの長距離自然歩道 “ パシフィック・クレスト・トレイル ” を、約3ヵ月間をかけて単独で歩き通した女性を、リース・ウィザースプーンが演じ、来春の第87回アカデミー賞の最優秀主演女優賞にノミネートされるのは、ほぼ絶対と言っていい名演技を披露してくれた感動的な実話の歩くロード・ムービー!!

映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家の支持率 92 % に対し、観客の支持率は 82 %
レビューのとりまとめサイト Metacritic でのスコアは 75 /100ポイント



現在は作家・エッセイストとして活躍してるシェリル・ストレイド46歳が、22歳の時に母を亡くし、遺された家族を継父が見捨てたことから、一家が離散…。やがて、薬物に溺れるなど、自分を見失っていったシェリルは、夫と離婚するハメに到り、孤独の絶望の淵におちいるものの、そのドン底から立ち直ろうと再起を誓ったシェリルは、自分ひとりで何かをやり遂げることを思いつき、26歳の時に、ろくにハイカーの経験もないのに、パシフィック・クレスト・トレイルを無謀にも単独で歩行する過酷なチャレンジに挑むことに…!!


シェリル・ストレイドが、2012年に発表した原作の旅の回想録「ワイルド : フロム・ロスト・トゥ・ファウンド・オン・ザ・パシフィック・クレスト・トレイル」を読んで、感銘を受け、自ら映画化の仕掛け人のプロデューサーを積極的につとめたリース・ウィザースプーンの依頼を受けて、メガホンをとったジャン=マルク・ヴァレ監督は、前作「ダラス・バイヤーズクラブ」(2013年)に主演したマシュー・マコノヒーに、今春の第86回アカデミー賞最優秀主演男優賞のオスカー像を持ち帰らせているので、もし来春の第87回授賞式でリース・ウィザースプーンが栄冠を果せば、2年連続で主演俳優にオスカーを獲らせた演技指導の達人の名監督ということになりますが、すでに一度、同賞を得ているリース・ウィザースプーンの代表作は、9年前の2005年に封切られた「ウォーク・ザ・ライン」ですから、彼女にとって、ウォークは、よほど縁起がいいことになりますね…!!


共演者として、主人公シェリルの亡くなる母を演じたのは、「ジュラシック・パーク」シリーズのローラ・ダーン(↑ 写真)。離婚する夫役は、テレビシリーズ「ザ・ニュースルーム」のトーマス・サドスキー。また、テレビシリーズ「ガールズ」のギャビー・ホフマンが、主人公の友人エイミー役として、顔を出しています。





《 POINT 》 一般にオープニング成績の約3倍前後が、その映画の最終的な興行成績になる可能性が高い。興行成績の概ね半分が
映画館の取り分となる。よって、オープニング成績から試算したトータルの売り上げを2分の1にして、製作費と比較すれば、その映画の興行的成功の度合いをおおまかに測ることができる。








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