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リュック・ベッソン監督の映画スタジオのヨーロッパ・コープのタイトルが冒頭で映し出されるや、どうせ、この映画も途中からはB級アクションになるんだろう…などと先読みをしてしまう映画ファンの方もいらっしゃるかもしれませんが、同社はあくまでも配給だけで、実際の映画のプロデュースは、企画を気に入って、最も最初に出演を決め、製作費を集めるところから関わった名優のトム・ハンクスです…!!







そもそもは「エクス・マキナ」(2015年)の美女型人工知能として、注目を集めたアリシア・ヴィキャンデルがヒロインを演じるはずでしたが、マット・デイモンから今夏公開の「ジェイソン・ボーン」へのお誘いがかかったことで降板し、代役として急遽、ハーマイオニーが主演してくれたテクノ・スリラー映画「ザ・サークル」の予告編を、配給のヨーロッパ・コープが初公開したので、ぜひ、ご覧ください…!!

シェイリーン・ウッドリー主演の「ザ・スペクタキュラー・ナウ」(2013年)が高評価されたジェームス・ポンソルト監督が映画化したデイヴ・エガーズ著の同名小説を邦訳出版する早川書房の紹介によれば…、

“ 世界最高のインターネット・カンパニー、サークル。広くて明るいキャンパス、一流のシェフを揃えた無料のカフェテリア、熱意ある社員たちが生み出す新技術――そこにないものはない。どんなことも可能だ。故郷での退屈な仕事を辞めてサークルに転職した24歳のメイは、才気あふれる同僚たちに囲まれて、幸せな会社生活を送りはじめる。しかし、サークルで推奨されるSNSでの活発な交流は、次第にメイの重荷になっていき……。人間とインターネットの未来を予見して世界を戦慄させた、笑いと恐ろしさに満ちた傑作小説。 ”
…とのことで、USA Today のブライアン・アレクサンダーの取材に応じたジェームス・ポンソルト監督は、名優トム・ハンクスが演じるスティーブ・ジョブズ風にカリカチュアされた、いかにも IT 企業のカリスマ・リーダーめいたベイリーの役どころについて…、

“ 物事を知るのは良いことだが、この世のすべてを知り抜くのは、より良いことだ…というのが、ベイリーの考え方なんだ。例え富裕層や特権階級に属さなくとも、すべての経験は当事者のみならず、ほかのすべての人にも役立てられるべきだと、彼は信じている。 ”
…だそうで、そうした自分が理想に掲げている世界を創りあげるために、トム・ハンクスのベイリーは…、
“ 世界中の人々がどうすれば、それぞれの経験を共有することができるのか、それを実現するための技術開発に深入りをした彼は、強引に限界を超えようとし、限度を超えた破壊者になってしまう…。 ”
…と、どうやら、具体的には予告編に登場しているビー玉みたいな超小型のカメラを隈なく世界に放って、そのレンズが撮らえたものを、SNS で共有するみたいですが、そうしたことは、すでに誰もがスマホで自分の日常の出来事の写真や、ビデオを撮って、facebook や、Instagram にアップして、シェアに励んでいます。

なので、世界中の見ず知らずの人たちがネット上で、何かしらの拍子に出会い、ヴァーチャルにお互いの人生を共有し始めることになった現在のネット社会は、この先、どこにたどり着くのか?!、そうした “ 繋がる世界 ” は真の平等の実現として、新たな人生の意味や、幸せの価値を生み出すものなのか、それとも、常に誰かに “ 監視 ” されている…と言いかえられるようなガラス張りの刑務所で一生を過ごすようなことになってしまうのか?!、CIA リーダーのみなさんは、直近未来の世界の在り方に警鐘を発したような「ザ・サークル」の予告編をご覧になって、ご自身のネット・ライフについて、どのようなお考えをお持ちになられたでしょう…?!


エマ・ワトソンとトム・ハンクスをめぐる共演者には、「スター・ウォーズ」の覚醒トリロジーのヒーロー、フィンとして人気のジョン・ボイエガ、マーベルのコミックヒーロー映画「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」シリーズの悪のヒロインとして、スピンオフ映画が期待されてるネビュラのカレン・ギランのほか、「ヤング・アダルト」(2011年)のパットン・オズワルト、「エッジ・オブ・トゥモロー」(2014年)のビル・パクストン、「ドン・ジョン」(2013年)のグレン・ヘドリー、そして、リチャード・リンクレイター監督の「ボーイフッド」(2014年)を通じて、自分の成長が世間にあからさまのエラー・コルトレーンらが参加した「ザ・サークル」は、来春2017年4月28日から全米公開です…!!


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When Mae Holland is hired to work for the Circle, the world’s most powerful internet company, she feels she’s been given the opportunity of a lifetime. The Circle, run out of a sprawling California campus, links users’ personal emails, social media, banking, and purchasing with their universal operating system, resulting in one online identity and a new age of civility and transparency. As Mae tours the open-plan office spaces, the towering glass dining facilities, the cozy dorms for those who spend nights at work, she is thrilled with the company’s modernity and activity. There are parties that last through the night, there are famous musicians playing on the lawn, there are athletic activities and clubs and brunches, and even an aquarium of rare fish retrieved from the Marianas Trench by the CEO. Mae can’t believe her luck, her great fortune to work for the most influential company in the world—even as life beyond the campus grows distant, even as a strange encounter with a colleague leaves her shaken, even as her role at the Circle becomes increasingly public. What begins as the captivating story of one woman’s ambition and idealism soon becomes a heart-racing novel of suspense, raising questions about memory, history, privacy, democracy, and the limits of human knowledge.




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