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それまでは16.5% だった映画のロケに関する税の控除を、VFX の作業や音響効果、編集といった仕上げのポスト・プロダクションまで一貫して国内で行うことを条件に、ほぼ倍に近い30%にまで引き上げることによって、「エイリアン: コブナント」の製作をオーストラリアに誘致したジュリー・ビショップ外務大臣にも同席を頂いた記者会見で、リドリー・スコット監督が「プロメテウス」クワドロジーの構想について、大いに語ってくれました…!!




オーストラリア・シドニーのFOXスタジオを製作拠点として、来春2016年3月から約16週間…ということは、夏までの約4か月間にわたって、「エイリアン: コブナント」の撮影を行うにむけての準備の作業に着手したことを、製作・配給の20世紀FOXが現地で昨日の11月27日(金)に記者会見を催して、ジュリー・ビショップ外務大臣と一緒に発表し、もちろん同席したリドリー・スコット監督が自らの最新作について語ってくれたコメントによれば…、
“ 前作の「プロメテウス 1」は、ぼくが1979年に発表した「エイリアン 1」に抱いた欲求不満のフラストレーションから生まれた映画なんです。ぼくは、まず続編を作ったりはしないので、「エイリアン」は、それ1本っきりしか作っていないわけですが、その後、3本も作られた続篇映画において、エイリアンって、何なんだ?!、あのエイリアンのクリーチャーは一体、誰が?!、何の目的のため創ったのか?!、その疑問を誰も描かなかったことに、とても、ビックリをしてしまったんです。だって、それこそ、とても当たり前の素朴な疑問じゃないですか…!! ”
…とのことで、その誰も「エイリアン」の謎を解き明かそうとはしなかったことに対する驚きと落胆から、前日譚の「プロメテウス」の概念をひらめいていくことになったリドリー・スコット監督は…、
“ 第2弾の「エイリアン: コブナント」と、その後に続く2本の続篇映画は、オリジナル映画の「エイリアン」から投げかけられた、その素朴な疑問の誰が?!、何のために?!、あのエイリアンを創って、それらはどこから、やって来たのか…?!に答える起源の物語が展開することになります…。 ”


…だそうで、先週の火曜日(11月17日)に紹介した、20世紀FOX発の「エイリアン: コブナント」の公式のあらすじでは…、
「プロメテウス」から始まったプリクエール三部作の第2章「エイリアン: コブナント」で、リドリー・スコット監督が、彼自身の創りだした「エイリアン」ユニバースに舞い戻る!!、スコット監督が1979年に発表し、SFジャンルにおいて重要な位置に置かれているオリジナル映画にダイレクトに結びつくことになる「エイリアン: コブナント」では、銀河の遥か向こう側を目指して飛び立った植民船コブナントの乗組員たちが、パラダイスと思っていた前人未踏の最果ての惑星にたどり着くが、しかし、そこは唯一の住人として、命運尽きたはずのプロメテウスの探検で生き残ったミヒャエル・ファスベンダーのアンドロイド、デヴィッドが暮らす危険に満ちて、暗黒の世界であった…!!
…と、プリクエール三部作の第2章に位置づけられていた「エイリアン: コブナント」ですが、やはり、先々月9月末に、リドリー・スコット監督がドイツで語ってたように、前日譚の「プロメテウス」は計4本の映画で構成されるクワドロジーだったことが、あらためて確認され、さらに続編の言わば「プロメテウス 3」と「プロメテウス 4」の製作も予定していることが発表されました…!!、その4部作の構成について、リドリー・スコット監督は…、

“ ぼくがこれから、いよいよ、着手する次の映画は、前作の第1弾の結末から直接に結びついた展開を描くものです。その第2弾のあと、さらに次の映画と、それから、さらに次の4本めの映画を通して、1979年公開の「エイリアン」の背景へとつながる裏口に入っていくことになります。 ”
…と語り、先に述べた当たり前の素朴な疑問である “ 誰が?!、何のために?!、あのエイリアンを創って、それはどこから、やって来たのか…?! ” というのは、つまり…、
“ 言いかえれば、なぜ、スペース・ジョッキーは、あそこにいたのか?!、なぜ、彼の体内にエイリアンが寄生していたのか?!、それらの疑問に対する答えが、ついに明らかになるということなんです。 ”
…と、付け加えて、「プロメテウス」クワドロジーが最終的には、オリジナル映画の「エイリアン」で、ノストロモ号が惑星LV-426 に寄り道し、シガーニー・ウィーバーのエレン・リプリーたちが、スペース・ジョッキー(↓)を発見することになったシーンへとつながるかのように、ほのめかしてくれました…!!


さらに、リドリー・スコット監督は先々月の9月末に、「ザ・マーシャン」のロンドン・プレミアに先がけたインタビューで、ミヒャエル・ファスベンダーのアンドロイド、デヴィッドについて…、
“ 実は、ぼくはとてもナイスで、大胆なアイディアを手に入れたんだ!!、本当にグレートなんだ!! ”
…と、もったいつけて語ってくれていた大胆なアイディアというのが、引き続き詳細は伏せられたものの、ミヒャエル・ファスベンダーが驚きのひとり二役に挑む設定だったことを明らかにしてくれたばかりか、第1弾に主演をしたノオミ・ラパスが当然、続篇にも登場はするものの、その出番は、もはや、限られていて、脇役にしか過ぎないこと、そして、新たな主人公たちとなる植民船コブナントの乗組員のキャストも、ほぼ決まってはいるが、実際のところ、まだ出演契約をしていないので、それぞれの名前は公表できないと語ってくれました…!!


よって、近日中には、「エイリアン: コブナト」の注目の新出演者たちの名前もお伝えすることができるのかな…?!と期待しますが、果たして、リドリー・スコット監督の構想の思惑通りに、「プロメテウス」クワドロジーは無事に第4弾までを完成して、オリジナル映画の「エイリアン」にドッキングすることができるのか…?!、待望の第2弾は、再来年2017年10月6日全米公開の予定です…!!、「エイリアン」シリーズの続報をお楽しみに…!!







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