************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


全米で本日の8月7日(金)に封切られたジョシュ・トランク監督のリメイク版「ファンタスティック・フォー」は、昨日6日(木)のヨル8時からスタートした前夜祭のミッドナイト興業で約270万ドルを稼いだことなどから、この週末3日間の売り上げのトータルのオープニング成績としては、4,000万ドル前後に到るものと思われますが、10年前の2005年に封切られたジェシカ・アルバ出演の旧作のオープニング成績は約5,606万ドルでしたし、その続編「ライズ・オブ・ザ・シルバーサーファー」(2007年)の同成績は約5,805万ドルでした。よって、製作・配給の20世紀FOXが、シリーズを再び立ち上げ直そうとした努力は、ビジネスの面から見て、失敗だった…と、まず評価をされても、仕方がないと言えそうです…。



冒頭のように、興業の大盛況は、どうやら期待ができそうにないばかりか、映画格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家たちの支持率が、たったの10%にしか届かず、ユーザーの観客の支持率にしても、わずか32%であることで、今のところ、腐敗映画に認定されている「ファンタスティック・フォー」について、そのコミックヒーロー映画の超失敗作を作った当のジョシュ・トランク監督が…、

“ ぼくは1年前に、これの “ ファンタスティック ” なバージョンを作った。それはきっと、絶賛のレビューを得られただろう。みんなが、それを目にすることは恐らく無い。それが現実なんだ。 ”


…と、それが現実なんだから仕方がない…と嘆いた心境を吐露した Tweet に対し、映画サイト Birth.Movies.Death. のアンドリュー・トッドが、“この「ファンタスティック・フォー」に関する Tweet を削除するように、FOX が要求するのは時間の問題。” と応じたように、現実にアッという間に、ジョシュ・トランク監督は自分のつぶやきを無かったことにしてしまいました…!!

今年2015年1月半ばにお伝えしたように、ジョシュ・トランク監督のリメイク版「ファンタスティック・フォー」は、製作途中の時点から、カン違い映画の「クロニクル2」??として、20世紀FOX が問題視をしたらしいことで、誰か他の監督を使って、撮り直しの追加撮影をすることになった…?!といった良くないウワサが乱れ飛んだ経緯があるわけですが、そうした怪情報は一切、プロデューサーのサイモン・キンバーグと、当のジョシュ・トランク監督によって、これまで一貫して否定がされてきました。

しかし、表向きには自主的な降板という形をとりながら、実際は「ファンタスティック・フォー」の製作に大失敗をし、プロデューサーのサイモン・キンバーグ(↓ 写真)との人間関係にも亀裂を生じさせてしまっていたらしいジョシュ・トランク監督の未熟さを懸念したディズニー・ルーカス・フィルムが、転ばぬ先の杖として、解雇したらしいことが伝えられた「スター・ウォーズ」のスピンオフ映画からの撤退のあとで再び…、


観るに耐えない「ファンタスティック・フォー」を救済するために、「X-Men: ファースト・クラス」(2011年)と「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」(2015年)の大ヒットで、FOXとは良好な関係にあるマシュー・ヴォーン監督が、自分もその失敗作のプロデューサーとして名前を連ねている立場上から責任をとって、撮り直しのメガホンを握るハメになっていた…?!という怪情報が噴出しては否定される…といった次第で、いずれにしろ、ジョシュ・トランク監督は結局、自分の映画の製作現場からは、とっくに追放されてしまったらしい可能性が見え隠れしていたわけですが…、


ジョシュ・トランク監督が即座に削除してしまった、上 ↑ の嘆きのつぶやきこそは、つまり、映画館で上映されている「ファンタスティック・フォー」は、自分が作ったものではない…と暗示をしているだけに、途中から映画を取り上げられてしまったのは、やっぱり、事実だったのではないでしょうか…?!

果たして、ジョシュ・トランク監督が自分の手で約1年前に仕上げた初期のバージョンの「ファンタスティック・フォー」が、実際に傑作と絶賛されるものだったのか?!、当の監督自身が、それを誰も観ることがないと言っている以上、どうにもこうにも評価のしようもありませんし、できれば当然、映画の大ヒットで利益をあげたい20世紀FOXが、絶賛間違いなしの傑作?!を、どうして、ゴミ映画のように作り変えるのか?!、矛盾の目的も理解しがたいならば…、


すでに「ファンタスティック・フォー」の前売り券を買ってしまっている観客としては、封切りと同時に、それを作った当の監督から自分名義で上映される映画は失敗だと言われても、もはや、どうしようもなく興ざめな気持ちで、映画館に足を運ぶしか仕方がないのかもしれませんし、また、映画製作の背景に、どうやら、闇があるらしいスキャンダルをほのめかして、多額の約1億2,000万ドルを投じたコミックヒーロー映画の興行を台なしにしようとジョシュ・トランク監督に対して、FOX が再びメガホンを託す機会があるとは思えないどころか、他社も同監督をテロリスト?!のように見なして、ディズニーと同様に、そそくさと縁を切ろうと思うかもしれません…。


サイキック映画のカルト作「クロニクル」(2012年)が、本当に傑作だっただけに、ジョシュ・トランク監督が映画界の表舞台から消えていきそうな可能性が芽生えたのは、まったく残念ですが、CIAリーダーのみなさんは、一連の「ファンタスティック・フォー」の闇の事件と、ジョシュ・トランク監督の悔し紛れ?!の嘆きのテロ?!の Tweet について、どのような感想をお持ちになられたでしょう…?!







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