無差別殺人の銃乱射事件 “ バットマン・シューティング ” の勃発で、社会問題の渦中にある完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」の冒頭にアタッチされている新生スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」の予告編を、製作・配給のワーナー・ブラザースがオンラインでリリースしたので、早速ご覧ください…！！、スーパーマン＝クラーク・ケントに大抜擢されたヘンリー・カヴィル（「インモータルズ」2011年）がひげ面で、どうやら自分探しの放浪の旅に出ることになるらしい辺りなど、さすがは製作総指揮をつとめるゴッドファーザーが、「ダークナイト」トリロジーのクリス・ノーラン監督だけに、「バットマン・ビギンズ」（2005年）を彷彿とさせる雰囲気となっています…！！
「300」（2007年）や、「サッカーパンチ」（2011年）で人気のザック・スナイダー監督の作品ともなれば、いきなりド派手なアクションを魅せてくれるかと思いきや、ご覧のように初公開された新生スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」の予告編は、抑制されたストイックなタッチがどこかしら、クリス・ノーラン監督の作品を思わせる雰囲気となっており、ザック・スナイダー監督のファンの方は、少し肩すかしを食らったような気になってしまったかもしれません…。
しかしながら、前述のように、この予告編がクリス監督の「ザ・ダークナイト・ライズス」とペアになっていることや、映画の存在を伝えることを主な目的とした第1弾の先行版予告編＝いわゆる、ティーザーであることを踏まえると、ザック・スナイダー監督が本領発揮のアクションの見せ場は出し惜しみで、これから徐々に紹介されていくはず…と、期待しておいてはいかがでしょうか…？！
なお、予告編はいきなり、2パターンがリリースされていますが、映像と音楽はどちらも同じで、異なっているのは、上 ↑ の予告編でナレーションをつとめているのが、スーパーマンの育ての父ジョナサン・ケント＝ケヴィン・コスナーであるのに対して、下 ↓ の予告編では、実の父ジョー＝エルのラッセル・クロウだという点です。超人のスーパーパワーを持つエイリアンである自分の存在に、どうやら戸惑って、我を見失い放浪中？！のクラーク・ケントに向けて、どう生きるべきかを、ふたりの父が諭してくれている…ということですね。
ワーナー・ブラザース製作・配給の “ スーパーマン・ビギンズ ” 「マン・オブ・スティール」は、来年2013年6月14日から全米公開！！、悪役のゾッド将軍は、「テイク・シェエルター」(2011年)の名優マイケル・シャノン。その右腕の悪女ファオラは、「パンドラム」（2009年）のアンチュ・トラウェ。スーパーマンを正しい道に導くふたりの女性として、育ての母のマーサ・ケントは、「セクレタリアト」（2010年）のダイアン・レイン。そして、スーパーマンに愛されるヒロインのロイス・レインは、プリンセス・エイミー・アダムスです！！
「ウォッチメン」（2009年）では、コミックヒーロー映画のジャンルを解体し、異色の新風を吹かせたザック・スナイダー監督が、まさにアメコミを代表する正統派のヒーロー、スーパーマンを描く…！！というミスマッチ？！が、どういった結果になるのか？！、「マン・オブ・スティール」の続報をお楽しみに…！！
In the pantheon of superheroes, Superman is the most recognized and revered character of all time. Clark Kent/Kal-El (Cavill) is a young twentysomething journalist who feels alienated by powers beyond anyone’s imagination. Transported to Earth years ago from Krypton, an advanced alien planet, Clark struggles with the ultimate question – Why am I here? Shaped by the values of his adoptive parents Martha (Lane) and Jonathan Kent (Costner), Clark soon discovers that having super abilities means making very difficult decisions. But when the world needs stability the most, it comes under attack. Will his abilities be used to maintain peace or ultimately used to divide and conquer? Clark must become the hero known as “Superman,” not only to shine as the world’s last beacon of hope but to protect the ones he loves.
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