************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


マット・デイモンとコンビを組んだ前2作の「インヴィクタス」(2009年)と「ヒアアフター」(2010年)が快く評価されず、不調が続いているクリント・イーストウッド監督ですが、パートナーをレオに変えた最新作の予告編は、同様に過去の歴史の出来事を題材にした…ということもあるのでしょうが、どこかしら、アンジェリーナ・ジョリーが主演した佳作の「チェンジリング」(2008年)に似た趣が観受けられ、イーストウッド監督はやっと、自分のペースを取り戻すことができたような雰囲気を感じられます。CIAリーダーのイーストウッド・ファンのみなさんは、どのように思われるでしょう…?!










アメリカ連邦捜査局、つまり、FBI の初代長官として、犯罪者に恐れられたのみならず、国政や社会の全体に大きな影響力を与えたことで知られる故ジョン・エドガー・フーヴァー(1972年没・享年77歳)の生涯を、クリント・イーストウッド監督が公私を問わずに斬りこみ、赤裸々な実像に迫る伝記映画の問題作「J・エドガー」の予告編を、配給のワーナー・ブラザースが初公開したので、チェックしておいてください…!!

国家の治安を守る…という FBI の大義名分のもとに、過度な諜報活動を行い、大統領が内密にしておきたい私的な情報まで収集した極度の情報フェチ?!により、翻っては自分自身が国家にとっての危険人物…とまで見なされることになった、アメリカ近代史に暗い影を落とすジョン・エドガー・フーヴァーに、レオナルド・ディカプリオが扮した本作は、アメリカの過去に目線を向けた社会派の実録映画であると同時に、妻をめとることなく、生涯にわたって、ママと寝食を共にし、やはり、共に独身を守り通した間柄の男性アシスタントとプライベートでも絆を深めた男のアンバランスな表裏を描く人間ドラマとなっています。


そのフーヴァー長官の右腕として、生涯にわたって寄り添い、フーヴァーの死後は、主を失った邸宅に移り住み、故人を偲んだクライド・トルソンには、「ソーシャル・ネットワーク」(2011年)で注目を集め、ジョニー・デップの相手役の共演者として、タイトルロールのヒーローに大抜擢されたディズニー映画の超大作「ローン・レンジャー」が製作中止となり、プロジェクト復活のメドが未だ模索状態のアーミー・ハマー(↓)。予告編の中で、アーミー・ハマーがレオに向かって、感情をぶつけているのは、もう、どう観ても、上司と部下の関係ではないですね…!!


その他の共演者として、息子を国家の重要人物のVIPにまで育て上げるママを演じてるのは、「あるスキャンダルについての覚え書き」(2006年)では、自分がレズビアンだったのだから、レオが同性愛者になるのも仕方がないか…といった、この母にして、この息子あり?!という、映画ファンのツボをおさえた配役となっているジュディ・デンチ。
クリント・イーストウッド監督よりも、リドリー・スコット監督を選んで、エイリアン・ユニバース最新作「プロメテウス」(2012年6月8日全米公開)に準主演することにしたシャーリーズ・セロンに代わり、21歳から75歳になるまでの54年間の長きに渡り、フーヴァーの個人秘書を勤めながら、ついに親しみを深めることはなかったらしいヘレン・ガンディは、「フェア・ゲーム」(2010年)では、CIAだったナオミ・ワッツ(↓)。


レオの部下の FBI職員ながら、文筆の才能を買われて、自分の代わりにゴーストライターとして、自伝を書くよう命じられた結果、私生活の秘密に立ち入ってしまうのは、「ゴシップガール」のエド・ウェストウィック。
さらに、テレビシリーズ「バーン・ノーティス」で人気のジェフリー・ドノヴァン、「ランボー4/たぶん最後のひとつ前の戦場」(2008年)で、スタローンにミャンマーまで船を出してくれと頼んだケン・ハワード、「ノーカントリー・フォー・オールドメン」(2007年)で、ジョシュ・ブローリンが持ち逃げする大金のそもそもの持ち主だったスティーヴン・ルートといった人たちが、本作では顔を観せることになっています。


ショーン・ペンが実在の同性愛者の政治家を演じた伝記映画「ミルク」(2008年)の脚本家ダスティン・ランス・ブラックがシナリオを手がけたことからしても、同映画に通じる男のテーマを含んだ「J・エドガー」は、映画の高等教育機関としての役割で知られるアメリカン・フィルム・インスティチュートが行う映画祭で、今秋11月3日(木)に初公開のプレミア上映を行ったのち、翌週の11月9日(水)から大都市限定で先行上映、週末の11月11日(金)=ベテランズ・デー(復員軍人の日)の祝日から全米公開!!といったスケジュールで封切られることになります。
なので、ワーナー・ブラザースは、公開の直前まで、映画の内容と出来栄えを秘密にしてしまうことになりますから、その真意を、様々な意味でスキャンダルな描写が問題になり、映画の公開に影響するのを避けたかった…といった風にも解釈できるでしょうが、レオの老けメイクに象徴されるように完成度に自信がないので、トロント国際映画祭などの目立つ場を避けて、プレミア上映し、口コミが広まる前に、そそくさと全米公開する日程を選んだ…といった風にも理解できそうです。


果たして、クリント・イーストウッド監督とレオのコンビは、エディ・マーフィの司会するオスカーに、どこまで進出することができるのか?!、そして、レオとアーミー・ハマーはどれだけ熱い口づけを交わすことになるのか?!、別な意味での男映画の側面にも期待?!の問題作「J・エドガー」ですね…!!


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